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Wowooと「感動を可視化」でコラボするオウケイウェイヴの魅力

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株式会社オウケイウェイヴは、「パートナーサイトへのASPや広告収入」を収益源として2000年1月に設立され、ナレッジコミュニティ(knowledge community・知識を共有し、新たな知恵を生み出す共同体のこと。会員同士が互いの質問に答え合い、疑問を解決するQ&Aなど)の業務内容が有名です。

頭文字の「OK」とは、Q&Aの流れを表すOshiete?  Kotaeru!」「おしえて 答えるの略を意味します。

コンテンツは多くの企業と提携することで、60以上のQ&Aサイト窓口があり、システム中枢がオウケイウェイヴにより運営されています。

利用(投稿)するには、基本的に無料の会員登録が必要で、閲覧のみの場合は、登録の必要はありません。

質問サイトでは、(AI)を活用して顧客対応を効率化できるシステムを発売しています。同社独自のAIが問い合わせの内容を読み取り、企業向けに提供しているシステムの最新版としてAIを導入しました。

これにより、オウケイウェイヴの質問サイトに寄せられた3600万件以上の質問と回答を学習したAIを搭載しており、導入した企業は自社特有の想定質問と回答をAIに読み込ませて利用することが可能となります。

顧客が自らトラブルを解決する仕組みを作ることで、電話対応などコストや労力の負担軽減につながります。

Q&Aサイトにはこれまで投資や資産運用に関する質問が5万件以上寄せられていることから、デリバティブ取引などに精通したプレミア証券の専門家が回答できる体制を整えました。

オウケイウェイヴはテックビューロ資本提携している

オウケイウェイヴは、2016年4月に資本業務提携をテックビューロ株式会社(大阪府大阪市)と締結しています。

出資・業務提携を結ぶことで

①暗号技術を使って漏洩対策を施したユーザー認証パッケージ製品を共同開発販売
②ブロックチェーンの導入でより安全で、より堅牢な問い合わせ管理システムの開発
③知財の管理と決済にブロックチェーン技術を活用する技術を構築
といったブロックチェーンや仮想通貨に関する事業展開を行っていく方針です。

テックビューロ社とは?

オウケイウェイヴと資本業務提携をしたテックビューロ社は、独自ブロックチェーン技術の「mijin」を開発しています。また、ICOプラットホームであるCOMSA(コムサ)の運営や、平成29年に正式に登録済みとなった仮想通貨取扱業者として、仮想通貨取引所である「Zaif」を運営しています。

Zaif企業情報

社名:テックビューロ株式会社
本社:大阪市西区靱本町
設立:2014年6月16日
資本金:27億5,513万円(2018年2月1日時点 資本準備金含む)
代表取締役:朝山貴生

主要株主には、アララ株式会社、インフォテリア株式会社、株式会社カイカ、株式会社オウケイウェイヴ、株式会社ジャフコ、株式会社フィスコ、株式会社マネーパートナーズグループ、株式会社新生銀行、株式会社広島ベンチャーキャピタル、日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合などが名を連ねています。

株主の中には、インフォテリア・フィスコ・カイカ・パネーパートナーズ、などブロックチェーン技術やフィンテック技術の先駆け的存在として有名な上場企業が多く、テックビューロ社の将来に期待を寄せていることが分かります。

オウケイウェイヴは今後何をしていきたいのか?

オウケイウェイヴ(OKWAVE)という会社は、 企業理念として助け合いの精神があり、良いことを通じて世の中が良くなる、そんな仕組みを作ろうという考えが強くあります。

そこで仮想通貨やブロックチェーンを活用すれば、感謝の可視化だったり、オウケイウェイヴE(会社のQ&Aサイト)上で交わされる「ありがとう」という言葉がトークン化でき、経済圏が生まれるというアイディアがありました。そこで、オウケイウェイブとして独自トークンを作ってICOを行いたい話が元々ありました。

その反面、オウケイウェイヴは上場公開企業であり、国の規制を重視しています。

そのため、トークンの開発は慎重にならざるを得ない部分がありました。

そんなモヤモヤした感覚を抱いていた頃、2017年8月頃、シンガポールの企業で、感動の価値化、或いは感性の価値化を目指すWowooという会社が現れたので、「同じコンセプトだから出資業務提携を進めていく」という展開に至りました。

オウケイウェイヴも、Wowoo社内に入って開発や技術支援をやるので、「一緒にやりましょう」というのが最初のきっかけです。

はっきり言えることは、Wowooとオウケイウェイヴは同じ理念を共有しているということです。

「目に見えないもの」をどうやってブロックチェーンで可視化するかを目指しており、非常に相性が良いのです。

シンガポールに拠点を置くWowooは、オウケイウェイヴと提携すること必然的に日本にも接点をもつようになりました。

ただし、Wowooは、まだ新しい会社、オウケイウェイヴが上場企業であったことから、Wowooをグレードアップするために、オウケイウェイヴの信用力を使って、ロジャー・バーやNEOを紹介したり、プラットフォームを作って上で協力を開始したのです。

オウケイウェイヴが持っているQ&Aサイトの「ありがとう」という感謝のデータベースを、Wowooのプラットフォーム上で展開できる用になることを目指しています。

そうすればWowooは、オウケイウェイヴの数千万件データベースを持っているICOプラットフォームになります。これは、Wowooにとっても、計り知れない程にメリットが大きい効果が見込めます。

その対価として、オウケイウェイヴが何を手に入れるか、という点については、「Wowooを応援する代わりに、一緒に開発をさせて欲しい」という流れに行き着きました。

そこで、オウケイウェイヴは、マレーシアに子会社を作り、フィンテック関連のコンサルティングとブロックチェーン技術の開発をバランス良くおこなっています。

マレーシアに設立した子会社「オウケイ・ブロックチェーン・センター」は、金融機関の送金や決済システム、仮想通貨を保管するウォレット(電子財布)などの中核を担うブロックチェーン技術を開発しています。

マレーシアはIT企業の優遇措置制度が充実しており、この子会社はIT(情報技術)関連の企業が集積するジョホール州にあります。

Wowooとの共同開発では、単に儲かれば良いというビジネスはもはや眼中にはありません。

というのも、オウケイウェイヴの松田社長は、少なくともブロックチェーンやICOという概念の枠組みの中では、ビジネスでどれだけ儲かるかという価値観は無力となる、という価値観を持っているからです。

しかも、仮想通貨やブロックチェーンの理念を、今までのビジネスとは全く違う発想として捉えています。

彼は、ブロックチェーンが持つ「完全に哲学的な技術」「非中央集権的」「投票によって賛成か反対か決まる」「インチキがなくなる」「永久に記録が残る」といった特徴が、これからの社会の在り方を大きく変えていくと感じているようです。

ビートがオウケイウェイヴと直接手を結ぶ可能性はあるか?

ビート・ホールディングが以前に発表したプレスリリースでは、日本の上場企業との提携の話も出ている、という記載がありました。これがもしもオウケイウェイヴだとすると、臨時株主総会にまつわる取り決めの話は非常に複雑になっていく可能性があります。

どのタイミングでどの時期に行うか、というのが非常に重要ですが、オウケイウェイヴが株式交換やTOBでビートを買収し、子会社化するという方法もあります。

ただし、資本主義社会においての基本原則は、「株式会社は株主のためにある」ということです。

臨時株主総会は、株主の意向が汲み取られる傾向が強いでしょう。

しかし、定時株主総会も同日開催の予定です。何かが決定されると同時に、サプライズの大きな発表があるかもしれません。レンイーハンCEOは、ノア社に買収されるのであれば、辞任するという噂も出ています。それだけ、ノア社の買収提案は呑める案件ではないという判断なのでしょう。

ビートがノア社の意向を嫌い、Wowooと本気で手を組みたいのであれば、ビート【提携】Wowooではなく、ビート【提携】オウケイウェイヴによって、ビートの優位性を取り戻すことも、想像し得る一つのシナリオとして、頭の片隅に入れて頂ければと思います。

(2018年9月7日追記)

プレスリリースにて、主要株主に異動がありました。
筆頭株主 Noah Ark Technologies Limited
Noahが保有する当社の普通株式の一部を市場外で第三者に譲渡する旨の通知を受け、本日当該譲渡がなされたため、以下のとおり、Noahは当社の主要株主ではなくなることを確認しました。株式保有比率がまだ9.9%ですが、Noahとしてはビートに対する熱意が冷めたように見える内容です。臨時総会前に何か裏口合わせがあった可能性もあります。本気でビートを買収したいのであれば、臨時総会後を踏まえても、淡々と株式を買い集めていても不思議ではありません。ここまでの情報では、ビートからの反意をダイレクトに受け取った素直な対応と見なすことも出来ます。今後の展開にも注目していきたいと考えております。

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