株式投資

2021年9月 日経平均とダウ平均をチャートで振り返る

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相関するように緩やかに上昇相場だった日経平均とダウ平均

ここしばらくは相関していない動きをしています。

チャートで振り返ってみましょう。

日足でも何となく見てとれますが、日経もダウもしばらくはゆるやかな上昇相場が続いていました。

まず変化が現れたのは、2月中旬の日経平均から。

日経でゆるやかな下降がはじまりました。

日経はチャネルラインに沿って緩やかな下降をしていましたが、今から考えると上昇の戻しだったというところでしょう。

最近はチャネルラインを上に抜け、ぐっと上昇をしてきました。

一方ダウ平均は、長い間下支えとなっていたトレンドラインを最近になって下に抜けて、下降の動きを見せています。

4時間足チャートでみる 日経平均とダウ平均

4時間足チャートで見ると、ここ最近の動きがより分かりやすくなります。

日経平均の動きを振り返る

もみ合っていた時のレジサポラインが緑の水平線。

この緑の水平線あたりに移動平均線(長期・中期・短期)全てが集束してきたと思ったら、大きな陽線1本を合図に、上昇がはじまりました。

この上昇で、青色のチャネルラインをもしっかりと上抜け、戻しも少ない状態でぐんぐん上昇し、日経平均は30,000円台の大台にのってきたのです。

30,000円付近でやはりもみ合いましたが、ラウンドナンバーちょうどではありませんが、付近に引ける水平線を境にレジサポ変換もされています。

しっかりと紫の水平線の上に乗ってきました。もちろん、それは一時的なもので、また下抜けして戻っていくかもしれませんが、このあたりが一時的に目的地だったのかなと思われる動きを見せています。

ダウ平均の動きを振り返る

ダウ平均は日経とは逆に、一時上値を抑える位置にあった水平線近辺にトレンドラインも移動平均線(長期・中期・短期)も集束してきて、下抜けをしました。

今は移動平均線に上値を抑えられながら下降し、前回の安値付近で何度か止められているような状況です。

ダウはもしかしたら少し前の日経と同じように、上昇の戻しを付けている状況かもしれません。押し安値も割れていないので、もう少しはトレンド継続の視点で見てみようかなと思います。

あくまでも個人の見解です。

投資は自己責任で。



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