占星術・スピリチュアル

幸運をもたらすパワーストーンの身に付け方~グラハシャンティ・9つの惑星への処方箋~




インド占星術に限らず、占星術と宝石は古来より結び付けられて重宝されてきました。

グラハシャンティ・9つの惑星への処方箋

権力、地位、名誉、富、財産、健康など全てを手に入れていた古代の王達は、多くの宝石を身につけていました。もちろん、王としての権威を象徴していたのですが、実はそれだけではなく、王にとって思わしくない惑星の影響を抑え、中和もしくは改善させようとしていたのです。

それぞれの惑星は、それぞれの惑星を支配する神々と関係しています。特定の宝石を身に着けることは、その惑星を支配する神々との関係を鎮め、調和の取れた状態を作り出す作用があるのです。

占星術から導き出された出生図チャートの傷ついた惑星に対して、宝石の処方を行うことによって、関係する惑星のエネルギーと自分のエネルギーを調和させることができます。

もし、惑星が傷ついているなら、私たちそれぞれの人生が傷ついていることになります。惑星と人生の調和を保つことは、非常に重要なテーマです。

惑星の状態が損なわれているならば、この人生を充分に満喫することができなくなります。つまり、惑星と人生の調和を保つことは全ての処方の基本なのです。

しかし、惑星が否定的な働きをする時、その惑星は適切な処方によって鎮めることができます。

インドの神々は、誰であれ惑星に礼拝する者があると、その惑星に恵みをもたらしてくれます。そして、その惑星は、礼拝する者に恵みをもたらします。

人間の栄枯盛衰や、この世の存続と破壊は、とりわけ惑星に依存します。ですから、惑星は神々のなかでも最高の位にあるのです。

それぞれの惑星は肯定的な性質と否定的な性質を併せ持っています。問題となる惑星の処方をすることによって、その惑星の性質を改善します。

つまり、惑星の否定的な性質を軽減して、肯定的な性質を強めることができます。

それは、惑星を司る神々との関係性を改善し、良好にすることを意味しています。

ヴェーダ聖典に述べられているインドの神々と惑星との関係を以下に示します。

太陽 ルビー ネックレスまたは腕・指輪は男性は右の薬指・女性は左の薬指
パール(真珠) 男性は右手の薬指・女性は左手の薬指(腕輪・ネックレスも可)
水星 エメラルド ネックスレスまたは右腕・指輪は右手の中指or薬指or小指
金星 ダイヤモンド ネックレスまたは右腕・指輪は右手の中指or小指
火星 レッドコーラル(赤珊瑚) ネックレスまたは右腕・指輪は薬指
木星 イエローサファイア ペンダントもしくは指輪で右手の人差し指
土星 ブルーサファイア 指輪で中指
ラーフ(竜頭) エソナイト・ジルコン 指輪は右手または左手の中指
ケートゥ(竜尾) キャッツアイ 指輪は右手の中指または左手の小指

宝石は傷などがない高品質のものを用います。また、できれば、3カラット以上のものを使い、宝石が肌に触れるように身に付けるのが望ましいです。

太字は特にお勧めの指を示しています。ただし、未婚者の場合、左手の薬指に指輪をする場合は、社会通念上の注意が必要です。

それぞれの惑星と神々の対応関係について

惑星が否定的な働きをするとき、その惑星は適切な処方によって鎮めることができます。なぜなら、インドの神々は、誰であれ惑星に礼拝する者があると、その惑星に恵みをもたらすからです。

そしてその惑星は、礼拝する者に恵みをもたらします。人間の栄枯盛衰や、この世の存続と破壊は、もっぱら惑星のみに依存します。ですから、惑星は神々のなかでも最高の位にあるのです。

ヴェーダ聖典に述べられているインドの神々と惑星との関係を具体的に見ていきます。

太陽 スーリヤ ヴィシュヌ 生命力と栄光を司る神
チャンドラ シヴァ パールバティ 女性的で優しく貞淑な女神
水星 ヴッドラ ヴィシュヌ 知識や学識、精神力を司る神
金星 シュクラ ラクシュミー 富と愛と美を司る女神
火星 マンガラ スガンダ ハヌマン 行動力と性的なパワーを司る神
木星 グル ブリハスパティ 知恵と雄弁の神 結婚、子孫、教育を司る神
土星 シャニー ハヌス サトルヌス 貧困、苦難、試練を浄化する神
ラーフ ドルゥガー  ガネーシャ 否定的なカルマを浄化する女神
ケートゥ ルドラ ナルシンガ 富と叡智、現世利益を授ける神

惑星を強くするためのポイント

インド占星術で使われる対策で一番重要な課題は、チャート上のどの惑星を強くするかにあります。

基本的な原則は単純で、もし生来的吉星でチャート上で弱いなら、その惑星を強化するべきです。

吉星は通常、強くしても安全です。

どの惑星を強くするかを決定するために、生来的惑星と機能的惑星、ハウスとその支配星に従って判断します。

弱い惑星を強くするだけでなく、ラグナの支配星や9室を強くすることは、例え弱くなくても大きく役立ってくれます。チャートの積極的なエネルギーを増大させるからです。

インド占星術は、どの惑星の処方箋が最も有効かを判断することに役立ちます。

惑星のためのヤントラも宝石と同じく有益です。

ヤントラは惑星を鎮める性質を持っており、傷ついている惑星を強めることに役に立ちます。

宝石は良い品質のものを選び、大きな傷がないものを選ぶ必要があります。

自然の宝石、特にエメラルドは、一般にいくらかの少々の傷があるので気をつけてください。

宝石の傷が少ししかないか、宝石の光を妨害しなければ問題はありません。

宝石を上手に身に付ければ、惑星の高い影響力を良い方向にもたらしてくれます。

例えば、金星のための宝石は、人生でもっと多くの楽しみや豊かさを与えてくれます。

愛と創造性を高めるために金星の気品あるエネルギーを使うのであれば、崇高な意志を活性化し、芸術性やクリエイティブな能力を高めてくれるでしょう。

また、木星のためのイエロー・サファイヤは、物質主義的な豊かさを与えてくれます。

もしも、精神的な動機付けと切望があれば、それは知恵として、神の恩寵を感知するでしょう。

こうした特徴から、何を望むのかは、単純に考えずに、最も高く望むものを探してください。

傷ついている太陽

自信の欠如、貧しい自己肯定感、または自尊心の欠如をもたらします。

自己否定と自分に対する悲観的なイメージしか持てず、成功が難しく、評価されないでしょう。

弱い意志と勇気のなさ、恐れと半信半疑の気持ちが強まります。

意欲とモチベーションに欠け、他人に対して依存心を持つでしょう。

身体は、低い生命力、血色の悪さ、貧血、冷たい手足、弱い消化力と食欲不振で悩みがちです。

弱い脈、弱い心臓、循環器系の弱さを持っている可能性があります。

浮腫、痰、水分の蓄積、視力の弱さ、関節炎と骨の脆さ、臓器と神経システムの弱さが出やすくなります。

インド占星術における太陽が弱体化する原因

・天秤座で減衰

・8室や12室に在住

・土星や火星、ラーフ、ケートゥによるアスペクト

・ケートゥと近い度数でのコンジャンクションは特に弱まる。

ラグナが牡羊座、獅子座、蠍座、射手座の場合は、吉星として作用し、リーダーシップ、独立、知性、洞察力などの積極的な太陽の性質を増大させます。

太陽の宝石

・ルビーで、最低、2カラット以上のものを右手(男性)・左手(女性)の薬指に装着

・台座は14金以上のものを使用

・ルビーは傷がなく、良い品質のもの、透明で透き通ったもの

・代替品1 品質の良いガーネット(3カラット~5カラットのものが推奨される)

・代替品2 スピネル(尖晶石)、ガーネット、赤いサファイア

・大きなガーネットのペンダントは首の周りに着ける

・宝石を最初に身につけるのは、日曜日の日の出の時間帯を選ぶと良い

・太陽が3室、6室、10室、11室にある場合、宝石はとても大きな貢献を果たしてくれる

生まれ年、生まれ月、生まれ日に0がつく(10日、20日、30日)人は、ルビーの指輪をすることが特に勧められます。これらの宝石を使って瞑想することで0数がもたらす不運を和らげることが出来ます。

傷ついている月

心は暗く曇り、情緒の不安定さ、心配性、親密さへの恐れ、対人関係の欠如をもたらします。

ネガティブな感情に苦しみ、それが人生の確たる土台や生きる基盤のなさとして現われます。

日常生活の喜びや満足感が少なく、対人関係のストレスと精神的苦痛に耐えることが困難です。

精神的な調子を崩し、気まぐれで鬱症状やノイローゼ気味になりがちです。

身の回りに何が起こっても否定的な視点で捉えるでしょう。

身体は、貧血、脱水症、少ない体重、乾いた皮膚、便秘、弱い耳と腎臓で悩みがちです。

乾燥と高熱に耐えることが難しいでしょう。

女性にとっては、不妊や生理の問題が生じやすいです。

インド占星術における月が弱体化する原因

・蠍座で減衰

・6,8,12室のような悪いハウスに在住

・土星やラーフ、ケートゥ、火星によるアスペクト

・ラーフと土星のアスペクトは最も悪い

・木星など吉星からのアスペクトがない

・月から見て木星がトリコーナにない

・新月あるいは、太陽と月がコンバスト(燃焼)している

ラグナが蟹座、蠍座、魚座の場合は、吉星として作用し、感情の安定感や情緒の強さ、優しさ、受容性、愛情と友好の力といった月の性質を増大させます。

月の宝石

・自然の真珠(パール)で、2カラット以上のもの右手(男性)の左手(女性)の薬指に装着

・台座は銀色または白金のものを使用

・代替品 養殖真珠あるいはムーンストーン(3カラットから5カラットのものが推奨される)

・養殖真珠あるいはムーンストーンはペンダントとして身に着ける

・宝石を最初に身につけるのは、月曜日で、月が満月の時を選ぶと良い

傷ついている水星

コミュニケーション能力の不足、スピーチ能力の欠如、記憶力と計算能力の弱さをもたらします。

知性が低く、未熟さや子供っぽさ、愚かさ、自制心のなさ、中毒や依存心として現われます。

物事を進めるペースが遅く、退屈だと感じて空想に耽っているか非合理的な言動を取りがちです。

心は弱いか、混乱して、表現力の貧しさが問題となります。

身体は、神経系統の弱さ、神経痛、震え、不安、不眠症と動悸に悩みがちです。

肌は乾燥しているか、かゆみを伴った皮膚で、過敏症を引き起こします。

消化力の不良やアレルギーを持っているか、肺もしくは心臓が弱い傾向にあります。

子供時代に病弱さが目立ちやすいです。

インド占星術における水星が弱体化する原因

・魚座で減衰

・土星やラーフ、ケートゥ、太陽、火星といった凶星からのアスペクト

・6,8,12ハウスに在住

・月と水星がアスペクトして傷ついている

・水星と月がコンジャンクションして傷ついている

ラグナが牡牛座、双子座、乙女座、天秤座、山羊座、水瓶座の場合は、吉星として作用し、高い知性や識別力とコミュニケーション能力を増大させます。

水星の宝石

・エメラルドで、1.5カラット~3カラットのものを、右手の中指or薬指or水星の小指に装着

・台座は金色が好ましい

・代替品 ペリドット、翡翠(ひすい)、グリーン・ジルコニア、グリーン・トルマリン

・ペリドット、翡翠、グリーン・ジルコニア、グリーン・トルマリンは、首の周りに着ける

(3カラット以上の指輪あるいは5カラット以上のペンダントが推奨される)

・宝石を最初に身につけるのは、水曜日で、月が満月の時を選ぶと良い

傷ついている金星

美しさや魅力、華やかさ、鑑識力あるいは優雅さや上品さの欠如をもたらします。

下品で、攻撃的で、振る舞いが洗練されていないか、教養がないように受け止められます。

異性とのロマンチックな人生が難しく、愛と情熱の不足として現われます。

女性にとって金星が弱い場合、女性らしい特質が少ないか、女性としての幸福が薄くなりがちです。

男性にとって金星が弱い場合、女性との愛情関係が難しいか、または妻に悩まされます。

こうした状況は、感情表現の下手さ、まずさに由来します。

身体は、生殖能力の弱さ、腎臓の弱さ、骨の弱さ、免疫機能の低下に悩まされがちです。

低い生命エネルギーか、出血を伴う症状を引き起こします。

インド占星術における金星が弱体化する原因

・乙女座で減衰

・牡羊座・蠍座など敵対星座に在住

・土星やラーフ、ケートゥ、太陽、火星といった凶星からのアスペクト

・6、8ハウスに在住

ラグナが牡牛座、双子座、乙女座、天秤座、山羊座、水瓶座の場合は、吉星として作用し、愛する人との良好な関係、深い愛情表現、人生における楽しみ、創造力を増大させます。

金星の宝石

・ダイヤモンドで、少なくとも1カラット以上のものを右手の中指または小指に装着

・台座は金色が好ましい

・代替品1 白いサファイア、白いジルコン(3カラット以上のものが推奨される)

・代替品2 無色透明な水晶(少なくとも5カラット以上のものが推奨される)

・無色透明な水晶はペンダントとして身に着ける

・宝石を最初に身につけるのは、金曜日で、日の出から午前11時までの間を選ぶと良い

傷ついている火星

生命エネルギーの不足、やる気と行動力のなさ、堅実に仕事をする能力のなさをもたらします。

恐怖心におびえ、独立心がなく、簡単に他人に支配され、自分自身を守ることが難しいです。

怒りや不満をどのように表現すれば良いか分からなくなります。

過度に受動的で、簡単に人の言いなりになり、精神的・身体的に虐待される懸念も生じがちです。

身体は、免疫力が弱く、食欲が少なく、貧血を起こしたり、肝臓と小腸が弱くなりがちです。

弱い消化吸収力によって、痩せている可能性があります。

自然治癒力が遅く、傷あるいは古傷があり、出血または怪我をしやすいです。

男性にとって火星が弱い場合、性欲の欠如や積極的な生き方が出来ない傾向があります。

女性にとって火星が弱い場合、弱い性格のパートナーに悩まされがちです。

インド占星術における火星が弱体化する原因

・蟹座で減衰

・土星やラーフ、ケートゥといった凶星からのアスペクト及びコンジャンクトまたはコンバスト

・8、12ハウスに在住

ラグナが蟹座、獅子座、射手座、魚座の場合は、吉星として作用し、生命エネルギーの強さと高い行動力によって、人生を積極果敢に生きるパワーを増大させます。

火星の宝石

・赤珊瑚(レッドコーラル)で、少なくとも3カラット以上のものを右手の薬指に装着

・台座は白金または銀色の台座が好ましい

・代替品 朱色もしくはピンク色の珊瑚、カーネリアン、赤めのう、ジャスパー

・宝石を最初に身につけるのは、火曜日で、午前11時前を選ぶと良い

若い頃に非常に怒りっぽい人は、白い珊瑚を身に着けるのが望ましい。

傷ついている木星

人生の喜びや幸運度の低さ、弱い意志力、信念の欠如に由来する苦しみをもたらします。

心が狭く、偏狭で、悲観的で自分に価値がないと感じ、鬱病、憂鬱、心配性として現われます。

きまぐれで一貫性がなく、自己憐憫によって、適応性の欠如を引き起こします。

相手に対する思いやりや友情関係に恵まれず、物質的、経済的な困難に悩まされがちです。

創造的なエネルギーが低く、チャンスを上手に掴むことが難しいです。

女性にとって、夫は苦痛や悲しみの原因となり、子供に否定されるか、悩まされます。

身体は、活力のなさ、弱い免疫力、肝臓の弱さと膵臓機能の低下と消化能力の不足が生じます。

これらは慢性病であったり、神経と腺の機能の症状が出やすくなります。

少ない脂肪で痩せていたり、安定した健康やバイタリティに恵まれません。

インド占星術における木星が弱体化する原因

・山羊座で減衰

・土星やラーフ、ケートゥといった凶星からのアスペクト

・6、8、12ハウスに在住

ラグナが牡羊座、蟹座、獅子座、蠍座、射手座、魚座の場合は、吉星として作用し、人生における楽しみ、幸福、成功をもたらし、創造性と知性を増大させます。

木星の宝石

・イエロー・サファイアで、少なくとも2カラット以上のものを右手の人差し指に装着

・台座は金色が好ましい

・代替品1 イエロー・トパーズ(2カラット以上)はイエロー・サファイアと同じ効果がある

・代替品2 シトリン(5カラット以上)をペンダントとして身に着ける

・宝石を最初に身につけるのは、木曜日で、月が満月の時を選ぶと良い

ペンダントであればチェーンか黄色の紐を使って首にかけるのが好ましい。

傷ついている土星

おびえ、震え、ストレスを処理する能力のなさ、地に足がつかなかったり、不眠症をもたらします。

他人の態度や逆風の状況に対して簡単に萎縮し、物事を最後までやり抜く一貫性がありません。

計画的に進める能力が足らず、実際的な対応力のなさと、現実に対する認識が低くなりがちです。

政府の方針、組織的な団体、社会に馴染めず、お金を儲けるのが難しいです。

忍耐力の低さと困難と向き合う力に乏しく、仕事を長期に休んだり、簡単に辞めたりします。

身体は、生命力の低さ、骨と神経の弱さ、便秘、老廃物を排出することの問題が生じがちです。

体内組織の衰えが出やすく、自然治癒力は遅く、伝染病に対する抵抗力が低いでしょう。

極端な症例では、てんかん、麻痺、癌のような病気に罹りやすい可能性があります。

インド占星術における土星が弱体化する原因

・牡羊座で減衰

・蟹座、獅子座など敵対星座に在住

・ラーフ、ケートゥ、太陽、火星とアスペクト及びコンジャンクトまたはコンバスト

・8、12ハウスに在住

ラグナが牡牛座や天秤座の場合は、吉星として作用し、試練、困難、障害に打ち勝つ力を与え、精神的な強さによって未来を切り開くパワー、独立心、自らの権威を増大させてくれます。

土星の宝石

・ブルー・サファイヤで少なくとも2カラット以上のものを中指に装着

・台座は金色が好ましい

・代替品 ラピスラズリ、マラカイト、アメジスト(3~5カラット以上)を指輪かペンダント

・宝石を最初に身につけるのは、土曜日で、木星にアスペクトされている時を選ぶと良い

傷ついているラーフ

過敏な症状や気持ちの動揺、大きな不安やコントロールの利かない恐れをもたらします。

一時的な休息を与える薬物や嗜好品を取ることに耽り、奇妙な空想と想像力

自分が誰であるかを知らず、非現実的なものが現実よりも優れていると思い込みます。

その影響に支配されると、気まぐれな生き方で不健全なことを追及します。

無駄な行動によって、大切な時間を浪費し、自分を大事に扱わない傾向があります。

時代や流行から隔絶され、不人気で、友達が少数しかいません。

身体は、弱い免疫システム、伝染病の感染、極度の緊張、震え、不眠症に悩みがちです。

顔色の悪さ、消化不良、肉体機能のコントロール喪失の可能性があります。

色々なタイプの神経疾患と精神的問題として起こりやすいです。

インド占星術におけるラーフが弱体化する原因

・蠍座で減衰

・土星、太陽、火星といった凶星によるアスペクトまたはコンバスト

・8ハウスに在住

ラーフの宝石

・ヘソナイトで少なくとも3カラット以上のものを右手または左手の中指に装着

・3カラット以上のガーネット(ゴメーダ)にも同じ効果がある

・台座は金色または銀色が好ましい

・暗い赤色または不透明なガーネットは、ラーフの否定的な力が強まるので着けてはいけません

・宝石を最初に身につけるのは、土曜日で、日の出の時間帯を選ぶと良い

・ラーフが10室に在住し、その支配星が吉星であり、強ければ、ラーフも強くなります。

(その場合、ラーフのための宝石を身に付けるのが望ましいです)

ラーフは物質主義の時代において、とても大きな影響力を持っています。

ヘソナイトやガーネットは、人生で暗く停滞している分野を取り除く手助けをしてくれます。

傷ついているケートゥ

洞察力のなさ、程度の低い識別力や理解力、集中力の乏しさ、信用力のなさをもたらします。

自己不信が強く、自己破壊的な傾向を持ち、火星の影響下では暴力や傷害を受けやすくなります。

戦争や事件など多くの災難で傷ついている出来事に反応しやすいです。

人生の中で束縛や生きにくさ、不自由さを感じ、過去の失敗やトラブル、不成功に執着します。

身体は、消化力の弱さ、冷え性、潰瘍、貧血、慢性的な出血の症状が出やすくなります。

筋肉の問題や神経システムの異常、原因不明の病気の可能性があります。

インド占星術におけるケートゥが弱体化する原因

・牡牛座で減衰

・土星、火星といった凶星によるアスペクト及びコンジャンクトまたはコンバスト

・8ハウスに在住

ケートゥの宝石

・キャッツアイで2カラット以上のものを右手の中指に装着

・台座は金色が好ましい

・宝石を最初に身につけるのは、水曜日で、日の出の時間帯を選ぶと良い

ケートゥが12室に在住して凶星と絡んでいない時と、本来の座に在住する吉星と絡んでいる時にキャッツアイを身に着けることは、知性、洞察力、集中力を増大させます。



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