占星術・スピリチュアル

7つのチャクラが惑星からの波動を受信する仕組みによって、カルマの法則と運命は機能している




身体の中を血液が流れているのと同じく、神が創造した宇宙空間もカルマと運命の波動が流れています。

宇宙とは、神そのものです。

しかし、カルマに反応するのは惑星であり、宇宙(神)ではありません。

カルマの法則は身体のチャクラの通じて7つの惑星の波動を送受信していた!

宇宙は、原因と結果の法則を効果的に運ばせるために、人体の構造と宇宙の構造はよく似た働きを持つ状態で、神によって創られました。

人間の身体にあるエネルギー中枢の数と、宇宙の中で人間に影響を与える惑星の数は同一です

人間の身体から発せられる磁場、オーラは、エネルギー中枢であるチャクラから発せられる色のついた光なのです。

身体の背骨に沿って配置されている7つのエネルギー中枢であるチャクラは、渦巻のように回転しながら、私たちのカルマに対応し、7つの惑星(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)と通信しています。

チャクラという名前は、「回転する輪」という意味で、聖者によって名付けられました。

地球上の物質世界と宇宙の間を行き来する波動、すなわちカルマの法則と運命を理解するには、人間の身体と神が創造した宇宙の基本的構成要素を学んでいく必要があります。

カルマの法則と運命を有効に具現化するために、神は人間の身体と宇宙を同一の要素で創りました。

宇宙は、光と音と五大要素(地、水、火、風、空)で構成されています。

人間の身体も同じく、

チヤクラ 光と音
地の元素 身体の細胞
水の元素 身体の水分と血液
火の元素 あらゆる細胞を動かす原動力
風の元素 呼吸や息や血液などの流動機能
空の元素 スペース(場所・空間)

を表しています。

地、水、火、風、空で構成される宇宙は、人間の身体の構成要素でもあるため、お互いに繋がる(情報を送受信し合う)仕組みとなっているのです。

このことは、携帯電話電波基地局の関係を思い浮べれば分かると思います。

基地局の通信システムが個々の携帯電話の電波をキャッチして必要なデータを送受信するのとよく似ているからです。

宇宙が創造された基礎には、神そのものでもある宇宙の光があります。

光には色々な波長が存在します。

「どこからどこまでを光と呼ぶか」について、

一般的には

紫外光 190nm~380nm
可視光 380nm~780nm
近赤外光 780nm~3,000nm(3μm)
中赤外光  3,000nm~30,000nm(30μm)

と分類されています。

 

それが7色の光(赤、桧、黄、緑、青、藍、紫)に変化し、それぞれ7つの惑星に割り当てられました。

これらの惑星の7色は、人間の背骨に沿って配置されている7つのチャクラ中枢のそれぞれの色と結びついています。

雨上がりの晴れた空に虹がかかると7色が肉眼で見えるように、7色の光は身の回りのどこにでも存在しています。

人間から発せられるオーラとして見える場合があるように、7色の光はチャクラの色として間違いなく身体に存在しています。

さらに、神は宇宙の光として存在しているだけでなく、宇宙の音としても存在しています。

宇宙が誕生する時、「オーム」(OooMmm)という振動音で始まりました。

そのため、古代のインドの聖者達からは、神はナード・ブラフム(音の神という意味)とも呼ばれています。

1.宇宙の 「オーム」(OooMmm)という「音」(人間のチャクラの音よりも神聖な音)

2.宇宙の高い次元にある乳白色の「光」(人間のチャクラの光よりも神聖な光)

は、神が顕現する姿なのです。

神の光が宇宙の7色の光に変わり、7つの惑星に割り当てられたのと同じく、原初の宇宙音「オーム」(OooMmm)も、7つの音(オム、アム、ハム、ヤム、ラム【Ram】、ヴァム、ラム【Lam】)に変わり、7惑星に割り当てられました。

 

(惑星・色・音・チャクラ・身体の対応関係)

惑星の7色の光と7つの音は、人間の身体にあるチャクラで渦を巻くエネルギーの7色の光と7つの音と結びついています。

惑星の波動もしくは人間の身体の中に「音」があることを感じられるのは、修行を積んだ聖者達ぐらいです。

しかし、実際に宇宙に色があり、身体の中のチャクラに色があり、惑星に音があり、身体の中にも7つの音があります。

6世紀のギリシャの数学と和声学のマスターであるピタゴラスも、「惑星は宇宙を旅しながら、独特な音を発している」と音楽の領域の神秘について語っています。

7惑星は、身体の中にあるチャクラの7つの色と7つの音とつながり、個々の過去世のカルマに基づいて、全ての人々の運命に働きかけています。

このようにして、惑星が人間の運命に干渉するメカニズムが存在しているのです。

身体の光と音の情報を読み解くことが、運命を理解し、改善するために重要

光と音の両方が人間の運命を実行するために重要な役割を果たします。

とりわけ、光(波長・周波数)の方が、より重要な役割を果たします。

そうした光(波長・周波数)の情報を読み解く重要性を発見した人々によって、人間の運命に関係する惑星の光の役割を理解するための特別な知識が発展していったのです。

それが後に、運命を生年月日と出生時間・出生場所で計算する占星術となりました。

サンスクリット語では、光を「ジョーティ」と呼び、光(波長・周波数)の情報からカルマと運命を計算する占星術を「ジョーティッシュ」と呼んでいます。

カルマと運命の働きが、人間が人生で経験するべき出来事を形作っているように、身体を構成する5つの要素(地、水、火、風、空)に、各自のカルマと運命の特徴を持たせて、次に転生していくその人の身体を形作っていきます。

その身体を作っている5つの要素は、主に光と音の影響を受けて作られています。

良い運命を持つ人のチャクラの色と音は鮮明で強く、悪い運命を持つ人のチャクラの色と音は濁って弱いものとなります。

良い運命、または悪い運命というものは、魂が身体に入り込む時点で、体内の7つのチャクラに種のように存在して発芽し始めます。

そのため、

1.チャクラの状態が整っている人は、健康であり、正しい物事の判断が出来て、幸福に結び付く行動を選択して成功しやすくなります。

2.チャクラの状態が崩れている人は、病気がちで、正しく考えられず、間違えた選択をしがちで失敗することが多くなります。

科学的な調査においても、急に病気になった人のオーラ(磁場)を調ぺたところ、その人のオーラ(磁場)の色が別な色に変化したことを発見し、色と病気の間には何か関連性があるという結論を導き出しています。

宇宙で機能している「光と音」は神の創造物の現われであり、個人のチャクラに働く「光(色)と音」は運命の構成要因となっています

発想力やひらめきといった創造的なアイディアは、良い運気と関係がある

運命は「光(色)と音」だけでなく、人が何かを考える時の発想力・ひらめきとしても立ち表れます。

「光(色・波長・周波数))と音」は、宇宙と惑星と身体の中のチャクラに繋がっています。

同様に、発想力やひらめきも宇宙と惑星とチャクラと繋がっているのです。

これらは、総じて直感からくる創造的なアイディアを意味します。

1.強い幸運を持っている人は、成功や幸福を得るための創造的なアイデアを引き寄せる能力が高くなります。

2.不運な良い運命、または悪い運命を持っている人は、発想す力やひらめきのセンスが弱かったり、成功するための良い考え方が全く浮かばない傾向があります。

人間の発想力・ひらめき・創造的なアイデアというものがこの宇宙でどのように働いているのか、その仕組みを理解してみましょう。

月は良いカルマを積んだ人に素晴らしいご褒美を与え、悟りを開く鍵になる

現代の科学は、最も近い惑星である月に関するたくさんの発見を成し遂げました。

月が地球上の海洋に影響を及ぼし、潮の満ち干を引き起こしていることは、今では常識となっています。

加えて、人間の身体の脳の中にも水があり、月によって海洋の水が影響されるのと同じく、月は脳の中にある水にも影響を及ぼしています。

そのことによって、人間の心・精神にも大きな影響力を与え、浮かんでは消えていく思考や感情に変化の波を引き起こしています。

満月の時、ロマンチックな恋愛に夢中になる人もいれば、思いがけない交通事故を起こす人もいるのは、こうした影響力にも起因しています。

インドの聖者達は、月に限らずその他の惑星も人間の人生に影響を及ぼしていることに気が付きました。

ガリレオが発明した天体望遠鏡は約400年前なので、聖者達が5000年以上前の時代に月やその他の惑星の影響力を突き止めたことは驚きに値します。

科学者の多くは、地球上の全ての存在にとって、月の影響が基本的に同じであると考えています。

ところが、占星術では、月が人間に及ぼす影響は、その人のカルマに応じて変わると捉えます。

満月の夜に、全ての人間が犯罪や事故を起こす訳ではないからです。

月は、過去世において良いカルマを積んだ人に素晴らしいご褒美をくれる場合があります。

月が特定の人の脳細胞を刺激し、高い目的意識のために気持ちを奮い立たせ、人生で成功するのに役立つ高度な発想力とひらめきを与えてくれるケースがあります。

さらに、月は、過去世において信仰の深い人生を歩んでいた人に対して、今世で悟りを開くのをサポートする場合もあります。

仏陀に限らず、ヨーガ修行者の多くが、満月の晩に悟りを開いています。

とは言え、月の影響がどのように働くかは個々の人それぞれによって異なります。

肯定的に働く人であれば、満月の夜に時間を取って瞑想すると良い効果が得られるでしょう。

インド占星術は生年月日・出生時間・出生場所を基に惑星の波動を読み解く

惑星が個人に及ぼす影響力を知る方法として、インドではジョーティッシュ(インド占星術・光の科学・ヴェーダ聖典の一体系)が使われています。

古代のインドの聖者達は、ジョーティッシュ(インド占星術)の体系を発見した時、どの惑星が強いか弱いか、また、良いか悪いかを的確に把握するために、惑星の配置を記したチャート図を作成しました。

それは、人間が生まれた生年月日、出生時間、出生場所を基にして作成されたホロスコープと呼ばれるものです。

ホロスコープの配置から、惑星が波動として人間に送信してくる運命の情報を知ることが可能となります。

過去世から持ち越してきたカルマがどんなものであるかは、惑星とチャクラの関係としてホロスコープの中に表れています。

個々の人間は、この人生で受け取るべき運命があり、それが適切に返される位置に惑星が配置している時間と場所に生誕します。

生まれる時間も場所も偶然ではなく、宇宙の大いなる計画に基づいて決められています。

過去世からのカルマの影響は、宇宙での惑星の配置となって計算され、この人生で受け取るべき波動(周波数)が一致する地球上の時間と場所に個々の人間が生まれるのです。

そのため、出生時点での惑星の位置を調べることによって、特定の人間に関するカルマと運命を把握することが可能となります。

ジョーティッシュ(インド占星術)では、惑星が宇宙で特定の配置にある場合に、その配置の角度や星座との関わりから計算して、個々の人生に特定の出来事が起こることを読んで予測することも出来るのです。

ジョーティッシュ(インド占星術)は、惑星の配置が教える未来の運命を理解し、人生に起こる出来事の可能性を予測できます。

ジョーティッシュ(インド占星術)の知識を身につけた聖者達は、カルマの法則と運命の普遍的な真理を一般の人々に説明し、その上で、より良い人生を歩み、最終的に魂が目指すべき悟りに導けるように、助言やアドバイスをしたかったのです。

この宇宙では、7色の光が一つの束となって一本の虹を作るように、全ての惑星は一体となって人間の運命に影響を及ぼしていきます。

それぞれの惑星は特定のチャクラと結び付いて作用しています。

ある惑星の影響が弱く働いている場合は、その惑星と関連するチャクラが持つ「色と音」そして発想力やひらめきの力が弱いことを意味しています。

それぞれの惑星は人生の然るべきタイミングで影響を与え、個々の人間の意識に変化を引き起こし、人生で選択を迫られる分岐点において、肯定的または否定的な作用を及ぼしていきます。

最も分かりやすいのが、人との良縁あるいは悪縁です。

仕事運も愛情運も財運も、人との良縁や悪縁によって大きく左右されるからです。

同様に、どのような人と関わるかによって、ストレスの度合いや生きるモチベーションという形で、健康運にも大きな影響を与えています。

各惑星の一般的な象意

太陽 意思の力、健康、明るさ、自信、親に関係すること
心、感情、精神、魂、母親に関係すること
水星 コミュニケーション、ビジネス取引、事業、編集、出版に関すること
金星 愛、豊かさ、美しさ、芸術、音楽、舞踏など文化的な事柄に関すること
火星 リーダーシップ、行動力、意欲、情熱、トラブルに関係すること
木星 宗教、知識、知恵、学術、旅行、大きな資本、科学的な事柄に関すること
土星 苦難、試練、障害、哲学、政治、スピリチュアリティに関すること
ラーフ 宝くじ、ギャンブル、損失、盗難に関すること
ケートゥ 対人関係の破壊、事故に関すること

ラーフは、太陽と月の軌道の北の交点であり、ケートゥは、太陽と月の軌道の南の交点を示します。

運気を改善し、より良くするためには言霊・パワーストーン・瞑想が役立つ

自分の運気が弱ければ、何とかして良くしたいと思うものです。

何千年も前から聖者達が伝えてきた運命を改善するための智恵があります。

運気の弱い人には、その人のチャクラにある「色と音」と「発想力・ひらめき」に影響を与え、運命を改善する方法が存在しています。

カルマや運命は消化する(体験すること)こそが大事なので変えることは難しいという意見もありますが、聖者達たちは人々の助けになるように、弱い「色と音」と「発想力・ひらめき」に対処するための秘訣を教えてくれました。

その秘訣とは、

1.チャクラの「弱い音」に対処するために、神聖な波動を持つ言葉や音を唱える

2.チャクラの「弱い色」に対処するために、自分に合ったパワーストーンを身に着ける

3.発想力やひらめきの弱さに対処するために、定期的な瞑想を行う

ことが挙げられます。

このような対処法を行ったとしても、常に自分の態度と行動に注意するべきであり、人々が見ているかどうかに関わらず、正しく善い行いをすることが大切です。

人間として生を授かった以上、宇宙は完璧に観察しており、何も隠し事はできないからです。

誰も見ていないと思っている中で、私たちがどのように行動するのか、宇宙は見たいのです。

今、人生が上手く行っていないと感じる人には、これからの生き方を見つめ直す良い機会として欲しいと切に願っております。





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