沖縄・離島旅行

感動的な東洋一美しい海の宮古島旅行2日目【シギラリゾート・ムイガー断崖・東平安名崎・焼肉琉宮苑】




1日目のシギラ黄金温泉ではすごく癒されました。

ここは温泉プールもあるので昼間も楽しめるパワースポットだと言えるでしょう。

2日目の朝食は口コミ評価の高いホットクロスポイント・サンタモニカのホテルで頂くことにしました。

朝食ブッフェは一人3080円とまあまあのお値段がしますが、好きなだけ食べられますし、宮古そばなど沖縄料理を使った和食、カレーや中華メニュー、アイスクリームなど豊富なメニューが堪能できます。

一つ一つの料理がとても美味しいので、満足感でいっぱいでした。

お世辞にも盛り付けが上手とは言えませんが・・・、カレーあり、マンゴーあり、クロワッサンありで食べ応えは抜群でした。

ホットケーキにちょっとしたスイーツ系のアレンジを加えたのですが、とても美味しかったです。

ホテル内のテーブルからの眺めはこんな感じですが、野外でテラス席で朝食を楽しむこともできます。

まさに南国のリゾート感たっぷりの気分が味わえます。

ホテルの朝食会場のすぐ近くにはプールも併設されています。

朝食ブッフェのレストランからは海も眺望できます。

南国の植物も豊富に植えられていて、綺麗なお花がたくさん咲いていました。

本当に色彩がカラフルです。

朝食後は巡回バスでシギラビーチ側のシギラリフト乗り場に移動しました。

本当はビーチで海水浴をしたかったんだけれど、2日目と3日目の天気予報はあいにくの雨で何となく天候が崩れそうだったので、リフトに乗ってシギラリゾート全体の風景を高い場所から見てみることにしました。

シギラリフトは、一般は有料で往復800円(片道500円)なのですが、シギラリゾート内のホテル宿泊者はアプリのクーポンを使うことで往復無料で乗ることができます。

また、シギラリフトはビーチ側の駅と頂上側の駅どちらからも利用可能です。

長野県の日本アルプス(例えば白馬など)の登山リフトと同じくらいの高さで本格的なので、まるで空中散歩をしているような爽快感が味わえます。

乗車途中には横に海ブドウのような形の枝が揺れていて、触れられそうな距離にありました。

これはヒマラヤスギ、コウヤマキと並んで世界三大庭園樹とされているナンヨウスギ(南洋杉)と呼ばれています。

沖縄では普通に見られるそうで、その葉は丸い棒状に伸びていています。

沖縄唯一で日本最南端のペアリフトだそうで、全長283mもある絶景空中散歩を体験しました。

頂上は、ザ シギラリフト・オーシャンスカイという場所になります。

曇天ではありつつも、やはり素晴らしい景色でした。

カメラを広角で撮るとこんな感じです。

眼下に広がる絶景の海を眺めつつ、ゴルフ場の上を通りながら帰りもリフトを使って元の場所に戻りました。

シーフードレストラン・シギラタートルベイまで徒歩で歩いた頃にいよいよ雨がポツポツと降ってきました。

そのため、アウトドアの遊びは控えることにしました。

ここは本当にタートル(ウミガメ)が水辺で泳いでいるのです。

パエリアやシーフードの鉄板焼きが人気らしいのですが、あいにく閉まっていて、しかも新店舗の改築中でした。このエリアには色々と新しくて高級感のあるレストランができそうです。

呑気にそんなことを考えていると南国らしくスコールのような雨が降ってきました。

シーフードレストラン・シギラタートルベイのすぐ横にはホテル・シギラミラージュがあります。

とりあえず、プールサイドにあるな休憩スペースで雨宿りしました。

ちょうど正午くらいの時間だったのですが、シギラミラージュのラウンジで食べることにしました。

外の激しい雨とは裏腹に、ホテル内はとても静かで清潔感に溢れていました。

ラウンジはとても落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした時間が流れています。

ガトーショコラの盛り付けは、宮古島の星空をイメージしたものだそうです。

さて、これからどうするか・・・。とあれこれ考えながらスマホで天気予報の雨雲レーダーを見てみると、宮古島で一か所だけ雨が降っていない場所があることに気付きました。

その場所は、宮古島の最南端にある東平安名崎です!

という訳で、シギラミラージュから自動車で東平安名崎(ひがしへんなざき)の岬までドライブすることになりました。

沖縄県道の保良上地線235号を通っていきますが、天候不順のためかほとんど誰もおらず、貸し切り状態の運転で快適した。

その途中にムイガー断崖という景勝地があったので、立ち寄りました。

もちろん雨が降っているので、下に降りることはしませんでしたが、それでも壮大な絶景でした。

そこから程なく進んだところに、宮古島メガソーラー実証研究設備という施設がありました。

大きな風力発電機が複数あるのですが、施設自体はどうも稼働していないらしい。。。


こちらは2012年のXのコメントですが、当時は立派なソーラーパネルが敷き詰められている様子が窺えます。

ところが今の惨状についてのXのコメントは以下の通り。

宮古島は風が強く、塩害もひどいので、ソーラーパネルがすぐに傷んでしまうのかもしれませんね。

宮古島メガソーラー実証研究設備は、2019年の台風の影響で設備の一部が破損する被害が生じたらしく、保安確保の観点から、現在は一時的に太陽光パネル全数を取り外しているとのこと。

宮古島メガソーラー実証研究設備では、太陽光パネル面積が28,771㎡、太陽光パネル枚数が21,716枚と規模が非常に大きかったのですが、結果的に上手くいかなかった模様です。

実は太陽光発電には色々と問題があって、全国のメガソーラー建設予定地で地域住民との紛争が起きています。「メガソーラーが土砂災害を引き起こす」というリスクが指摘されているからです。

そのメカニズムは、

1.森林を切り開くことにより、森林が果たしていた保水機能が失われる

2.太陽光パネルを敷き詰めることによる降雨時の水の流れ方の変化がある

というものです。

2021年7月3日、静岡県熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生しましたが、それも無謀なメガソーラー発電の建設な影響しているという声が高まっています。

現在進行形で日本の東北や和歌山などの地方で起こっている環境問題であり、中国の製品が大量に採用されることで、日本の美しい自然と景観が失われるだけでなく、パネルが破損・劣化した場合の汚染被害も懸念されています。

尖閣諸島だけでなく、太陽光発電パネルについても、中国との関わり方を真剣に考えていかなければいけない時期に来ているように思います。

これらは法整備を含めた政治な課題であり、政治家がしっかりと自覚して日本の安全と環境を守るという国防意識を高めてほしいものです。

美しい南国リゾートでありながら、台湾・中国に近いということは、日本が抱える様々な政治的問題を解決する方法を探る必要があることを身をもって知りました。

気持ちを切り替えて、目的地へと進んでいきますが、本当に対向車と遭遇しない貸し切り状態です。

この雨の中、観光地を訪れずに、ホテルやカフェなどで過ごしている人が多いんだろうな~と考えているうちに、ほどなくして東平安名崎(ひがしへんなざき)に到着しました。

ん~!!ここには何台か駐車している車がありました。

どうも自分だけ来ていたのではなさそうです。

それにしても本当に息を呑むような素晴らしい景色です。

海にはあちらこちらに大小の岩があります。

海だけでなく、陸の上にも大きな岩がどんと横たわっていました。

すごく大きな岩もあってビックリしました。

東平安名崎の海と陸地にある大きな岩は、江戸時代中期の1771年に起きた八重山地震で発生した大津波の爪痕だということを後に知りました。

そのため、陸地に打ち上げられた岩は、津波岩と呼ばれているそうです。

この場所は、海面から標高20mの高さにあります。そこにこれだけ大きな津波岩が打ちあがっていることが示すように、当時の宮古島での被害は相当大きかったようです。

この岩は「マムヤの墓」と呼ばれています。昔々にマムヤという絶世の美女と宮古島の豪族との悲しい恋の物語があったという伝説に由来しているそうです。

1771年の地震による最大30mと想定される大津波の影響で、

1..耕作可能地の多くが塩害の影響を受けて農作物の生産が低迷

2.環境衛生が悪化して伝染病が流行

3.地震発生から約100年後の人口は地震前の3~4割に減少

したと言われています。

う~ん、巷の都市伝説で何かと話題の2025年7月に起きることをイメージしてしまうのは単なるオカルト思考なのでしょうか???

当時は飢饉と疫病で地震の影響が約100年も続いてしまったのですが、地震への物質的な備えと共に人との良好なつながりを大切にしたいと感じました。

八重山地震から253年も経っているのかぁ・・・。

2024年に能登半島地震や台湾の花蓮地震が発生していることから分かるように、地震対策は本当に必要だと思います。

岬の先端には、日本の展望スポットランキングで上位を獲得したことのある平安名埼灯台があります。

ここから東シナ海~太平洋の水平線を一望することができます。

断崖に荒波が押し寄せる姿は非常に迫力があります。

宮古島で最東端に位置し、天候が良ければ朝日のパワースポットとしてもおススメです。

奇跡的に雨は降っていなかったのですが、さすがに岬だけあって強い風が吹いていました。

一通り観光し終えた後に雨の気配を感じたので、急いで自動車に乗り込みました。

そこからシギラリゾートに戻り、夕食を取ることにしました。

夕食はシギラリゾート内の炭火焼肉店の琉宮苑でいただくことにしました。

東平安名崎からシギラリゾートまで土砂降りの大雨。。。。

まさに南国のスコールという感じで次の日の道路が冠水したところもあるほどの勢いです。

特選宮古牛は柔らかくてとても美味しいです。

人気があるお店のようで、ホテルの部屋で予約して入店できたのが20時と比較的遅い時間帯でした。

食べ終えた頃には雨が止んでいました。

ホテルの部屋で就寝する前に一杯のオリオンビールを飲んでホッと一息です。

これで二日目の旅を終えることができました。

オリオンビールさん、ありがとう!

それではお休みなさい(* ˘ ᵕ ˘*)☆*:.



-沖縄・離島旅行