2024年5月中旬、宮古島に旅行に行ってきました。
なぜこの場所を選んだかというと純粋に人気のある沖縄県の離島で、「一度訪れたら気分が晴れやかになる」と言われる宮古島に行ってみたかったという思いが強くあったからです。
また、国際情勢において、台湾で頼清徳総統が新たに就任し、「台湾は中国に隷属しない」という方針を明確に打ち出したことで、台湾周辺が軍事的な緊張感で包まれる度合いが一気に高まったことも背景にあります。
現在、尖閣諸島には、日本人が立ち入ることが許されていません。漁業もこの海域では思うようにできない状況です。
中国海警局の船舶(一隻は機関砲を搭載)が尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で、166日間連続で確認されており、2012年9月に日本政府が国有化してから過去最長を更新しています。【2024年6月4日時点】
防衛出動に及び腰の方針では、アメリカ軍が支援する前に中国が尖閣諸島を奪う可能性もあるでしょう。
日本政府は尖閣防衛に積極姿勢を示し、海上保安庁の増強と尖閣諸島への自衛隊の常駐に踏み切るべきです。
尖閣諸島から宮古島までの距離は230㎞しかありません。
尖閣諸島から台湾(台北)と宮古島も230㎞の位置にあります。
日本国内でいうと直線距離では東京都新宿区~福島県福島市までの間、大阪府大阪市~石川県金沢市までの間と同じくらいなのです。
こうした近い距離感の中で、間違いなく張り詰めた空気が漂っている中、沖縄県で人気の高い離島はどんな状況なのか見てみたいという気持ちがありました。
観光需要の拡大を見込んだリゾートホテル建設など投資マネーが流入し、宮古島の不動産価値は以前に比べて10倍以上になった地域もある程で、「宮古島バブル」とも呼ばれています。
まずは関西国際空港からJALの直行便で約2時間半の飛行機による移動となります。
朝が早かったので、現地に10時前に着くというのは非常にラッキーでした。
宮古島に着くとすぐにレンタカーのスタッフが出迎えてくれて、そこから伊良部島に向かって移動します。
2015年1月31日に開通した日本最長3540mの伊良部大橋は、無料で通行できるのも注目すべきポイントです。
その時の動画が以下の通りです。
ジェットコースターのような橋のアップダウンと息を吞むような海の美しさでした。
歩いている人や走っている人もいました
本当にまぁ~、こんなすごい橋を造ったオリエンタル白石さんと丸元建設さん、ピーエス三菱さんに敬意を表します。
橋を渡り終えるとすぐに、いらぶ大橋道の駅が見えてきました。
そこでは、人懐っこく可愛らしい猫がお出迎えしてくれました。
道の駅の斜め上には、サントリーニ島をモチーフにしたラグジュアリーリゾートのサントリーニホテル&ヴィラズ宮古島が見えます。2024年3月28日に開業しており、ここでも宮古島の不動産市場が活況であることをうかがい知ることが出来ます。
鮮やかな青い空と伊良部島に咲く赤い花のコントラストが美しいと感じました。
道の駅から再びドライブで今度は下地空港に到着です。
伊良部島から下地島への移動になります。この2つの島は1つのくっついた島のように見えますが、狭い水道によって分けられ、5つの橋がこの水道をまたいで両島を結んでいます。
下地空港は2019年に開業した新しい空港です。まだ5年しか経っていません。
規模は小さいですが、リゾート感に溢れ、とてもお洒落な雰囲気に満ちています。
今後、さらに大きな注目を集める空港となりそうな予感がします。
ここでランチを頂きました。
「カツオなまり節&海ぶどう」のサンドイッチは一番人気だそうです。
この空港は宮古島のお土産だけでなく、下地空港オリジナルの限定商品を販売しており、買い物意欲を大いにそそられる場所でした。
かなりゆっくりと過ごしたので、下地島と伊良部島を車でぐるりと一周して橋に戻ることにしました。
伊良部島には牧山展望台という小高い丘のような見晴らしの良い場所があって、そこから周囲を一望することが出来ます。
伊良部島から宮古島に帰る時の大橋からの眺めも圧巻でした。
宮古島に戻ってからは、シェラトンホテルのすぐ近くに美しいビーチがありました。
続いて宮古島市のフェリーターミナルである平良港に到着です。大型輸送船なども運行する物資の運搬には欠かせない大きな港です。そのため、宮古島市で最も栄えているのは、この港と宮古島空港の区間だと言えます。
ここはパイナガマビーチという砂浜海岸も近くにあり、海の見晴らしが最高に良いスポットでもあります。
続いて、「東洋一美しい」という評価の高い与那覇浜海岸に向かいました。
数々のガイドブックやランキングで日本のベストビーチに選ばれている場所です。
サンゴ礁とマリンブルーが絶妙に調和した色彩を創り出していることと、土砂が海に流れ込んでくる川がないために透明度を保っていることが、この「東洋一美しい」海岸の要因となっています。
与那覇浜海岸でのんびり遊んでいるといつの間にか午後4時前となり、宿泊予定のシギラリゾートへと向かいます。
シギラリゾートにはたくさんのホテルがありますが、地下1250メートルから良質な温泉が湧き出るシギラ黄金温泉をとても楽しみにしていました。
宮古島で本格的な天然温泉に入れるのは想定外のサプライズだったからです。
本当に金色の温泉でビックリしましたが、お湯に浸かっていても海が眺望できる絶景露天風呂で波の音にすごく癒された気分を味わえました。
この温泉は、フィンランドサウナ(男性用)・モンゴル岩塩サウナ(女性用)・アメジストサウナ(女性用)や泳げる温泉プールもあり、昼も夜も利用したくなる充実した施設です。
温泉で心身共にリフレッシュした後は、夕食の時間です。
シリラリゾート宿泊の初日は、宮古島のそば粉を使った彩海という日本食レストランでお蕎麦や天ぷら、お寿司などをいただきました。
食後はしばらくお散歩タイムを満喫しました。
シギラリゾートの中でもシギラミラージュは一番のお気に入りです。
スタッフの対応も素晴らしく、南国リゾート感と同時に優雅さが上手に演出されています。
シギラリゾートは徒歩だけでは広すぎて移動が大変なので、リゾート内の巡回バスあるいはトゥクトゥクを利用することをおススメします。(無料です)
宿泊部屋に戻って宮古島サイダーとアイスクリームを食べていたら、もう夜の10時過ぎとなりました。
次の日に備えて就寝したいと思います。