北海道旅行

北海道旅行(ニセコのお洒落力・山中牧場のソフトクリーム・キロロリゾートの高級感)




3日目の朝、甘露の森の旅館から歩ける範囲で散策しました。

実はニセコにはお洒落で美味しいカフェやレストランが非常にたくさんあって、食に対する意識はとても高いです。もちろん、その背景には、外国人観光客の増加があります。新しいお店もどんどんオープンしているようです。

(出典:vacationniseko.com)

1.2日目の記録の続きです。1.2日目はこちらの記事でどうぞ。

https://norain-norainbow.work/?p=1115

外国人に圧倒的人気のニセコ カフェやレストランのお洒落力と味へのこだわりが凄い

ニセコひらふ地区の外国人の人口密度は日本一だと言われています。オーストラリア、シンガポール、香港、や東南アジアだけでなく、最近ではアメリカやヨーロッパでもニセコの人気が高まっています。

カフェやレストランに興味がある方のために、こころ満ちる旅、icotto(株式会社カカクコムが運営)のサイトをご紹介しておきます。

朝食を食べた後、旅館のすぐ近くのバス停でバスに乗り、ニセコから倶知安駅に向かいました。

倶知安駅の周辺は、住宅街も多く平地でヤマダ電機などもあり、住みやすそうでのどかな雰囲気が漂っています。

もちろん、冬は寒くて雪が降り積もって大変のでしょうけど、地元の人曰く、「家の中は暖かいんよ~。」という言葉が印象的でした。

暮らしやすさに直結するお店や交通インフラが充実中

駅近くには、生活に便利なコープさっぽろ、ラッキー倶知安店、マックスバリュ倶知安店などがあって、日常的に買うものはほとんどお店で手に入ります。ドラッグストアやホームセンターもあります。

コープさっぽろは、夏は農家さんからの直送販売があり、珍しい野菜を購入することもできます。食料品から衣料品、本屋さんや医療品に至るまで品揃えが豊富で便利なお店です。北海道の特産品が買えるどさんこプラザも店内にあります。

倶知安厚生病院という大きな病院もあり、多くの診療科目があります。歯医者さんも充実しているようです。

車があったほうが良いみたいですが、「じゃがりん号」というコミュニティ循環バスも運行していて、暮らしを少しでも便利にしようという意気込みを感じました。

☆乗車料金
大人100円  中学生以下は無料

☆フリー降車OK
ルート上で安全な場所であれば、どこでも降りることができます。
乗るときに降りたい場所を運転手に伝えてください。
ただし、国道5号、店舗施設駐車場内でのフリー降車は禁止です。

JR北海道は、新函館北斗~倶知安間141.5kmについて、2025年度の新幹線開業を目指しています。となると、新函館北斗~倶知安が約40分、東京~倶知安が4時間45分くらいで往来できる可能性があります。

いずれは住みたいなと思える魅力的な場所だと強く感じました。

倶知安駅で、旅行前に予約していたタクシーに乗りました。1回につき、1万円で乗り放題サービスという嬉しい内容だったので、3日目のルートは、タクシーを使おうと予定していたのです。

来てくださったタクシーの運転手は、気さくで話やすく、途中での色々と細かい配慮もしてくださる北海道出身の女性の方でした

タクシーで羊蹄山が一番よく見えるスポットに連れて行ってくれました。近くで見る羊蹄山もすごく綺麗で迫力があります。

羊蹄山の大きさ

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山中牧場のソフトクリームの美味しさは半端ないって!

そこから、赤井川村にある山中牧場に向かいました。

  

ここは、濃厚で美味しいソフトクリームが超有名で、バニラビーンズ・抹茶・ココア・果物の全てが天然素材で作られています。

山中牧場にしかできないこだわりの牛乳を搾っているからこそ、このソフトクリームが出来るのだと思いました。

さて、山中牧場を出発して次の宿泊地であるキロロリゾートに向かいます。

洗練された豊富なサービスと満足感たっぷりのキロロリゾートの広大なスケール

冬はパウダースノーで知られる人気スキーリゾート、夏は多種多様なアクティビティで遊び心を十分に満たしてくれるインドア&アウトドアリゾートです。キロロの森はとても広くて、森の散策だけでもゆったりとした気分で大自然の空気と風を満喫できます。

アウトドアでは、1,000m級の山頂から、雄大なスケールで「キロロの森」を堪能できる朝里岳パノラマゴンドラや、ゴルフ、トランポリン、テニス、マウンテンバイク、セグウェイ、レンタサイクル、バギー、宝探し、魚釣り、卓球などを楽しめます。

インドアでは、お箸、クラフト、オリジナルキャンドル、オルゴール作り、アトラクションやゲームなどを楽しめます。

客室からの眺めが良くて、部屋も広いです。6月頃に訪れた時は、幻想的な霧が、不思議な異国情緒を感じさせるほどでした。

1階のロビーには、大きなピアノがあって、天井の高い吹き抜けの空間がゴージャス感を見事に演出しています。

夕暮れ時は、高級感のある素晴らしい建物の景観に圧倒されました。

温泉に浸かってリフレッシュした後は、夕食の専用レストランに向かいます。

洋食や和食など色々なレストランがありましたが、今回はお寿司を食べることにしました。とても味が良くてネタも大きかったです。

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部屋に戻って、北海道ならではのドリンクで一息。

白い恋人チョコレートドリンク小樽ハイボールラムネ

御当地ものはついつい買ってしまいますね。美味しかった!!

北海道の観光業界の中で唯一気になる海外資本の動向

ただ一つ気になるのは、地方観光業界の経済的なトレンドとして、土地や旅館などが外国資本に買収されるケースが増えていることです。

北海道の事例を挙げますと、占冠村にある星野リゾートは、2015年に中国の投資会社フォースン・グループ(復星集団)傘下の「上海豫園旅游商城」(豫園商城)が、「株式会社星野リゾート・トマム」の全株式を183億円で取得し、トマムの土地の所有権は中国系の資本にあります。

その一方で、おもてなしの運営は、引き続き星野リゾートが行っています。

これは不動産業に当たる土地所有や売買とホテル業のおもてなし運営を分離することで、各社の得意分野を棲み分けて活動していると解釈できます。

キロロリゾートも、2012年にタイ資本の不動産デベロッパー会社「プロパティ・パーフェクト」が三井不動産リゾートから買収した後、2015年に米ホテル大手スターウッド・ホテル&リゾートと提携してホテル運営を委託しました。

そのため、1993年以来、慣れ親しんだ名前の「ホテルピアノ」は「キロロトリビュートポートフォリオホテル北海道」に、「マウンテンホテル」はシェラトン北海道キロロリゾートに名称を変更しています。

大自然の恵みである土地、空気、水、食材など、魅力の宝庫である北海道において、日本の資本ではなく、外国資本が参入しているのは、経営力に起因するだけでなく、バブル崩壊期において日本の企業が運営に行き詰まり、尻込みしているところが大きいと考えています。

インバウンド需要で飲食店やホテル業界が盛り上がっている反面、日本の企業の役割に関して、危惧を感じさせる兆候がちらほらと見えます。

私がキロロリゾートを訪れた時も、丁度、経営形態が変わるタイミングだったので、「今後どう移り変わっていくのかな」と、率直に感じさせられました。

ということで、少し疑問を抱きながらの3泊目を終えることになりました。

4日目に続きます。

https://norain-norainbow.work/?p=1414



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