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【2024年】世界の金融市場に影響を与えるニューヨークダウを占星術で読み解く




惑星の周期は金融及び経済の動きと密接な相関性があります。特に惑星の影響によってニューヨーク証券取引所 (NYSE) に起こる出来事はすぐに他の世界的な取引所に波及する傾向があります

ニューヨーク証券取引所を考察するに当たって、占星術を中心に展開するテクニックは、非常に効果的に機能します。

占星術のホロスコープとニューヨーク証券取引所

最近の話では、2020年2月から3月、新型コロナウイルス感染症のパニックによって、アメリカの株式市場は大幅に下落しました。その直後、連邦準備制度理事会(FRB:アメリカの中央銀行)は、経済と市場を活性化させるために、大量の流動性資金を銀行システムに注入しました。

この流動性資金注入は、金融市場がひどく落ち込んだ際に「押し目買い、ドテン買い」という声が響き渡るきっかけとなりました。

連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和政策は、ロシアによるウクライナ侵攻が起こる2022年初めまで続いたのです。

 

(ニューヨーク証券取引所の2020年3月春分図)

このホロスコープは、ニューヨーク証券取引所の2020年3月20日の春分図です。

1.土星と天王星がスクエア(90度)で経済活動全体が滞り、人・モノ・サービスの流れが寸断されたこと

2.火星・木星・冥王星のコンジャンクション(0度)を通じて、膨大な資金がアセンダント(取引所の窓口)に出入りしたこと

3.牡牛座の金星と水瓶座の月がスクエア(90度)となり、銀行と政府が型破りなレベルで個人と企業に潤沢すぎる資金を配ったことで後に過度なインフレを招く引き金となったこと

がこのチャートから読み取れます。

1.に関しては、新型コロナウィルスの感染爆発によってロックダウン(都市封鎖)が起こったことに起因します。

2.に関しては、経済活動がほぼ完全に一時停止してしまったので、狼狽して株式を売却する投資家が多くいた一方で、FRBへの政策期待とDX(デジタル・トランスフォーメーション)が一気に加速してIT関連の需要が伸びる期待が交錯したため、莫大な売りと買いが入り混じったことに起因します。

結果的には、「狼狽売り<政策期待+DX加速期待」となり、その後の株式指数はグングンと上昇し、ニューヨーク証券取引所は活況となりました。

月の周期(新月~新月の期間)とニューヨークダウの関係

今回は、特に月の周期と株式市場(ニューヨークダウ=アメリカ株の全体的な値動きを示す代表的な株価指数)の関係を見ていきたいと思います。

占星術では、新月のことを重要視しており、ルネーションと呼ばれています。

月食では、太陽と月は 「0度」離れており(=太陽と月が見かけ上重なっている)、同じ黄道十二宮内にあります。

毎月のルネーションイベント(新月におけるホロスコープ全体の星の配置)とニューヨーク証券取引所の値動きとの相関関係は、Louise McWhirter氏が出版した«Astrology and Stock Market Forecastin»(1937年)の中で論じられるようになりました。

月が、火星、木星、土星、海王星、天王星などの惑星に対してハードアスペクト(凶角)を形成すると、ニューヨーク証券取引所が顕著な変動を示す月の周期をどのように示唆しているかを考察したのです。

惑星支配の概念は、占星術師が各星座がその星座を支配する惑星があるとして理解し始めた 1800 年代にまで遡ります。

1792 年にニューヨーク証券取引所が設立された当時の惑星の配置は、その時点で火星と海王星が黄道帯(12星座)の支配者であったようなものでした。

これは、ニューヨーク証券取引所のホロスコープの10ハウスが魚座と牡羊座にまたがっているためです。 海王星は魚座を支配し、火星は牡羊座を支配します。

Louise McWhirter氏は、月面通過の月が1792年の火星と海王星の出生位置に対して0度のアスペクトを形成する太陰月の時期には注意して観察する必要があると述べました。

※朔(新月)から次の朔まで,または望(満月)から次の望までの時間

(ニューヨーク証券取引所のホロスコープ)

※取引開所が始まった日をイベントチャートと表すこともありますが、今後は便宜上NYSE出生チャートと表現します。

ニューヨーク証券取引所は、1792 年 5 月 17 日に正式に営業を開始しました。蟹座14度にアセンダント (Asc) があり、魚座 24 度にミッドヘブン (MC) があります。

Louise McWhirter氏は、毎月の月周期において、トランジット(現在運行中の天体)のがニューヨーク証券取引所のホロスコープのAscとMCの位置、それぞれ蟹座14番と魚座24番を通過する時間に細心の注意を払いました。

Louise McWhirter氏の手法では、ニューヨーク証券取引所の約一か月間を占う時、新月の日のホロスコープ チャートを作成し、チャートのアセンダントを蟹座 14 度(ニューヨーク証券取引所のホロスコープチャート)に配置することから始まります。

次に、月の状態をチェックします。 蟹座の14度、または魚座の24度に対して、月が0度、90度、または180度のアスペクトにある場合、次の一か月間は不安定な相場が予想されます。

さらに、毎日の月の度数の位置を考慮する必要があります。 トランジットの月と、出生時の乙女座18度の火星、出生時の天秤座27度の海王星、蟹座14度の出生時のアセンダント(Asc)、または出生時の魚座24度のミッドヘブン(Mc)へのアスペクトはすべて、短期的なトレンド反転の可能性のある日付を表しています。

月の赤緯が最大または最小の日付に注意を払うことも重要です。

※赤緯(せきい)とは、天体が天の赤道から北または南にどれだけ離れているかを角度で表します。

参考サイト:天球座標:赤経、赤緯などのわかりやすい説明

水星が逆行する日付や、金星と火星が最大または最小赤緯またはその近くにある日付も慎重に考慮する必要があります。

株式の個別銘柄または個別の商品先物を調査する場合、それぞれの最初の取引日にホロスコープチャートを作成する必要があります。

取引場所における取引時間は、およそ午前9時なので、一般的にそれを出生時間として定義します。
個別銘柄の株価と商品先物の分析においては、以下の点が最も重視されます。

1.トランジット惑星がホロスコープの太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、海王星、天王星を通過する時。

2.ホロスコープのアセンダント(Asc)、ミッドヘブン(Mc)0度、90度、180度のアスペクトを持つ天体をトランジット惑星が強く刺激する時期。

3.ローソク足を使ったテクニカル分析においてトレンド転換の可能性、トレンド内でのボラティリティ(変動幅)の増大の可能性、ブレイクアウトが起こる可能性。

月の周期(新月~新月の期間)とニューヨークダウの相関事例

2020年2月から3月のパンデミックにおける月の周期とニューヨークダウを見ていきましょう。

2月下旬に始まった 2020年の新型コロナウイルスによるパニック売り買いの前後の出来事を調べることは、月の周期への理解を早めてくれます。

2020年2月23日(※アメリカ時間・日本時間は2月24日、上記チャートはアメリカ時間における惑星表示の正確さを優先)の新月は水星逆行中に起こりました。

新月から1日以内に、月はNYSE出生チャートのミッドヘブン (魚座 24 座) を通過しました。

翌日、月は蟹座14度の出生アセンダントに対して90度の厳しいアスペクトを作りました。

土星は NYSE出生チャートの土星に対して90度のスクエアであり、木星はNYSE出生チャートの火星に対して120 度(トライン)でした。

2月27日、月はNYSE出生チャートの月を通過しました。

3月1日、月はNYSE出生チャートの太陽の位置を通過しました。

3月4日、月はNYSE出生チャートのアセンダントを通過しました。

3月9日、月がNYSE出生チャートの火星の位置を通過しました。

3月12日、月はNYSE出生チャートの海王星の位置を通過しました。

3月24日、月の周期が終わり、新月のイベントが完了しました。

S&P500 は安値に達した後、回復し始めました。

投資家やトレーダーは、連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和政策のレンズを通して 、2020年2月から3月の出来事を見ることができます。

同じく当時の新月とNYSE出生チャートの惑星による一連の影響を見ることもできるのです。

2024年における月の周期と、月が火星、海王星、魚座24度のミッドヘブン(Mc)、蟹座14度のアセンダント(Asc)を通過する時期のリストです。

さらに、惑星の逆行の日付、赤緯の最大値と最小値の日付、惑星の伸長の日付も含まれます。

2024年のニューヨークダウにおける月の周期(新月~新月の期間)

2024年1月11日~2月9日

2024年1月からの市場動向は、2024年1月に始まる新月サイクルの影響を受けています。

月は、NYSE出生チャートの海王星に対して90度(スクエア)の関係にあります。

このため、1月の前半はニューヨークダウの値動きが好ましくありませんでした。

新月のサイクルは1月11日(太陽が山羊座21度)から、2月9日(太陽が水瓶座20度)になるまで続きます。

1月中旬、水星は最大の西方向への伸長を迎えます。これは、短期的な傾向の変化を示す指標です。

新月図では木星がNYSE出生チャートの金星と0度(コンジャンクション)で非常に華があり、財運に良い配置です。

1月11日~2月9日の主な日付は次の通りです。

1月12日:水星が西方向に最大離角
1月16日:月が魚座24度のNYSE出生チャートミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
1月18日:月がNYSE出生チャートの月を通過
1月20日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
1月22日:火星の赤緯が最小
1月24日:月がNYSE出生チャートのアセンダントを通過
1月24日:月の赤緯が極大(最北)
1月26日: ムーン・ボイド(ボイドタイム)
1月29日:月が出生時の火星の位置を通過
1月30日:月の赤緯は0度
1月30~31日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合

※ムーン・ボイドとは、月が次の星座に移る時、他の惑星とメジャーアスペクトを作らない時間帯のことで、一般にボイドタイムと呼ばれています。
月のパワーが弱まり、感情が乱れ、判断ミスが起きやすくなります。

2024年2月9日~3月10日

2024年2月からの市場の動きは、2024年2月9日に始まり3月10日(太陽が魚座20度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

 

月は、NYSE出生チャートの太陽に対して90度(スクエア)にあります。

金星がこのサイクル中に赤緯を最小にすることは、変動性が増加したことを示唆します。

新月図では再び木星がNYSE出生チャートの金星と0度(コンジャンクション)を形成しており、ニューヨークダウは史上最高値を更新しています。

2月9日~3月10日の主な日付は次の通りです。

2月12日~13日:月が出生ミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
2月14日:月がNYSE出生チャートの月を通過
2月16日:月が出NYSE出生チャートの太陽を通過
2月16日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
2月19日~20日:月がNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
2月25日:月はNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
2月26日:金星は正確に赤緯が最小になる
2月27日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
2月28日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
3月4日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
3月5日:月の赤緯が極小(最南)になる
3月6日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
3月8日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)

2024年3月10日~4月8日

2024年3月からの市場の動きは、2024年3月10日早朝に始まり4月8日(太陽が牡羊座19度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

この月は、NYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)の位置から数度以内に位置しています。 同様に、この月齢では月の赤緯は0度になります。 これらは全て、株式市場のボラティリティ(価格変動の度合い)が非常に高まっていることを示唆しています。

この観測を裏付けるのは、3月下旬の水星の最大離角イベントと、月末に始まる水星逆行イベントです。

3月10日~4月8日の主な日付は次の通りです。

3月12日:月が出生の月を通過
3月12日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
3月13日:NYSE出生チャートミッドヘブン(Mc)の日曜日
3月14日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
3月17日:水星が近日点に位置
3月18日:月がアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
3月19~20日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
3月23日~24日:月はNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
3月24日:水星が東方向に最大離角
3月26日:月がNYSE出生チャートの海王星の位置
3月29日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
4月1日:月の赤緯が極小(最南)
4月1日:水星が逆行に転じる

2024年4月8日~5月7日

4月からの市場の動きは、2024年4月8日から5月7日まで続く月食サイクルの影響を受けるでしょう。

月食は、ちょうど月の赤緯が0度になる時に起こります。これは、ボラティリティ(価格変動の度合)がさらに高まっていることを示唆しています。

金融市場の最大の注目点が 2024年4月であることの予想が一つ成り立ちます。

同様に、水星はこの月周期のかなりの部分で逆行します。

水星が逆行すると、予期せぬことが起こることを想定する必要があります。

4月8日~5月7日の主な日付は次の通りです。

4月8日:月がNYSE出生チャートの月を通過
4月11日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
4月13~14日:月がNYSE出生チャートのアセンダントを通過、月の赤緯が極大(最北)
4月20日~21日:月がNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
4月18日~28日:火星がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過
4月23日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
4月24日:水星逆行完了
4月24日:金星が赤緯0度を通過
4月28日:月の赤緯が極小(最南)
4月30日:水星が遠日点にある
4月30日~5月1日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
5月2日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
5月4日:月はNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
5月4日~26日:木星がNYSEの出生太陽を通過
5月6日:月がNYSE出生チャートの月を通過

2024年5月7日~6月6日

5月からの市場の動きは、2024年5月7日から6月6日まで続く月のサイクルの影響を受けるでしょう。

月の周期は、NYSE出生チャートの火星に対して120度のトラインです。

これは、この月の周期中に変動性が増すことを示唆しています。

水星の最大離角イベントもボラティリティ(価格変動の割合)を高め、トレンドの変化をもたらす可能性があります。

5月7日~6月6日の主な日付は次の通りです。

5月8日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
5月9日:水星が西方向に最大離角
5月11日:月がNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
5月15日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
5月17日:月がNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
5月20日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
5月25日:月の赤緯が極小(最南)
5月29日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
5月31日~6月1日:月はNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
6月2日:月がNYSE出生チャートの月を通過
6月4日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過

2024年6月6日~7月6日

6月からの市場の動きは、6月6日(太陽が双子座16度)に始まり、7月5日(太陽が蟹座14度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

月は、NYSE出生チャートの火星に対して90度(スクエア)にあります。

これは、月がほぼ赤緯の最大値にあることと相まって、不安定性を示唆しています。

金星がこのサイクルの途中で赤緯を最大にすることは、ボラティリティ(価格変動の度合い)が高まりやすいことをさらに裏付けます。

6月6日~7月6日の主な日付は次のとおりです。

6月8日:月のNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
6月11~12日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
6月13日:月がNYSE出生チャートの火星にあり、水星が近日点にある
6月16日:月がNYSE出生チャートの海王星にあり、月の赤緯は0度
6月18日:金星は正確に赤緯が極大になる
6月19日:火星が赤緯0度を通過
6月22日:月の赤緯が極小(最南)
6月27日:月がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過
6月29日:月がNYSE出生チャートの月を通過
7月2日:月のNYSE出生チャートの太陽を通過
7月5日:月がNYSE出生チャートのアセンダントを通過、月の赤緯が極大(最北)

2024年7月5日~8月4日

7月からの市場の動きは、7月5日(太陽が蟹座14度)に始まり、8月4日まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

NYSE出生チャートのアセンダント(Asc)にある月は重要であり、不安定な要素からの刺激を受ける可能性があります。

金星がこのサイクルの途中で赤緯を極大となることは、ボラティリティ(価格変動の度合い)が高まりやすいことを示唆しています。

7月5日~8月4日の主な日付は次のとおりです。

7月11日:月がNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
7月13~25日:火星がNYSE出生チャートの太陽を通過
7月14日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
7月19日:月の赤緯が極小(最南)
7月22日:水星が東方向に最大離角
7月23日:月がNYSE出生チャートの冥王星を通過
7月25日:月がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過
7月26日:月がNYSE出生チャートの月を通過
7月27日:水星が遠日点にある
7月29日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
7月30~31日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
8月1日~2日:月がNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過し、月の赤緯が極大(最北)

8月4日~9月3日

8月からの市場の動きは、8月4日(太陽が獅子座12度)に始まり、9月3日(太陽が乙女座11度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

月自体は、他の惑星にとって凶悪(有害)な側面はありません。

ただし、水星の逆行は、月の周期中に何らかの大きなドラマをもたらす可能性があります。

8月4日~9月3日の主な日付は次のとおりです。

8月5日:水星が逆行に転じる
8月5日:ムーン・ボイド(ボイドタイム):
8月7日:月がNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
8月10日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
8月21日:月がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
8月23日:月がNYSE出生チャートの月を通過
8月23日:ムーン・ボイド(ボイドタイム):
8月25日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
8月27日:水星逆行終了
8月28日:月がNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)

2024年9月3日~10月2日

2024年9月からの市場の動きは、9月3日(太陽が乙女座11度)に始まり10月2日(太陽が天秤座9度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

月は、NYSE出生チャートの火星と0度(コンジャンクション)を形成する関係にあります。

この時期の新月のサイクルは、水星が最大離角で西方向に伸びた状態で始まります。

9月3日~10月2日の主な日付は次のとおりです。

9月4日:水星が西方向に最大離角となる
9月6日~14日:太陽がNYSE出生チャートの火星を通過
9月7日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
9月9日:水星が近日点になる
9月12日:月の赤緯が極小(最南)
9月16日:月がNYSE出生チャートの冥王星を通過
9月17~18日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
9月18日:月はNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
9月19日:月がNYSE出生チャートの月を通過
9月24日:月の赤緯が極大(最北)
9月24日~10月5日:火星がにNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過
9月30日:月がNYSE出生チャートの火星を通過
10月1日:月のは赤緯は0度

2024年10月2日~10月31日

10月からの市場の動きは、10月2日(太陽が天秤座9度)に始まり10月31日(蠍座9時太陽)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

このサイクルにおける新月の月は、NYSE出生チャートのアセンダント(Asc)に対して90度(スクエア)のハードアスペクトを形成します。

このことは、金融市場のボラティリティ(価格変動の度合い)が高まっていることを示唆します。

この月齢では月の赤緯も0度にあり、さらに不安定性を増幅させる可能性があります。

10月2日~10月31日の主な日付は次のとおりです。

10月4日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
10月8日:金星の赤緯が極小になる
10月9日:月の赤緯は極小(最南)
10月13日:月がNYSE出生チャートの冥王星を通過
10月15日~16日:月はNYSE出生チャートの月を通過、月の赤緯は0度
10月17日~15日:太陽がNYSE出生チャートの出生海王星を通過
10月19日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
10月21日:月の赤緯が極大(最北)
10月23日:月はNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、水星は遠日点となる
10月28日~29日:月がNYSE出生チャートの火星と0度(コンジャンクション)を形成
10月31日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過

11月1日~11月30日

11月からの市場の動きは、11月1日(太陽が蠍座9度)に始まり、11月30日(太陽が射手座9度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

 

この新月のサイクル開始時における月は、NYSE出生チャートの主要な感受点に対して有害な側面はありません。

ただし、火星は今月全体で赤緯が最大になります。

これは、トレンドの大きな変化が起こる可能性があることを示唆します。

11月1日~11月30日の主な日付は次の通りです。

11月5日:月の赤緯は極小(最南)
11月6日:水星が逆行に転じる
11月6日~7日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
11月11日:月がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過、月の赤緯は0度
11月13日:月がNYSE出生チャートの月を通過
11月15日:月のNYSE出生チャートの太陽を通過
11月16日:水星が東方向に最大離角
11月18日~19日:月のNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
11月22日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)
11月24日~25日:月がNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
11月27日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
11月27日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)

11月30日~12月29日

12月からの市場の動きは、11月30日に始まり 12月29日(太陽が山羊座8度)まで続く新月サイクルの影響を受けるでしょう。

 

月の満ち欠けは、NYSE出生チャートの主要な感受点にとって有害な側面はありません

ただし、水星は12月中旬まで逆行しており、何らかの大きなドラマを引き起こす可能性があります。

11月30日~12月29日の主な日付は次の通りです。

12月3日:月の赤緯が極小(最南)
12月6日:水星が近日点となる
12月8日:月がNYSE出生チャートのミッドヘブン(Mc)を通過
12月10日:月がNYSE出生チャートの月を通過
12月13日:月がNYSE出生チャートの太陽を通過
12月14日:水星逆行が終了
12月16日:月がNYSE出生チャートのアセンダント(Asc)を通過、月の赤緯が極大(最北)
12月17~18日:主要貸出金利を設定するための連邦公開市場委員会(FOMC)会合
12月21日~22日:月のNYSE出生チャートの火星を通過、月の赤緯は0度
12月24日:月がNYSE出生チャートの海王星を通過
12月24日:水星が西方向に最大離角
12月27日:ムーン・ボイド(ボイドタイム)

12月30日:月の赤緯が極小(最南)となる新月から2025年の新しいサイクルが始まります。



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