インド占星術のトランジットチャートにおいて、2019年12月26日からの2日間において、6つの惑星(太陽、水星、月、木星、土星、ケートゥ)の組み合わせがありました。
2019年12月、ホロスコープチャートにおいて、木星と土星はこれらの4つの惑星と一緒になり、木星は本来の座である射手座に在住していました。
しかも、木星は最も強力な位置の1つであるムーラトリコーナに入っていました。
そのため、この時点で新型コロナウイルスの被害が大きく顕在化することはなかったのです。
このように2019年12月当時に新型コロナウイルスはすぐに広りませんでしたが、2020年になってから急速に感染拡大が始まりました。
そしてそのひどい状況は今日も続いています。
この惑星の配置の組み合わせは、新型コロナウイルスの拡散と大きな関係があります。
ウイルスは、研究目的であっても、それほど誠実な目的ではない場合でも、人間が作成できることはたくさんの知性ある人々が知っています。
つまり、2019年12月26日と27日の星の配置が、ウイルスの作成またはウイルスの拡散の原因であったと述べることは、かなりシンプルで分かりやすい説明と言えます。
加えて、魔法使いの棒によってウイルスが消え去ったり、新たな治療法がすぐに現れると言うのも、非合理的ですがシンプルな物の見方です。
mRNAワクチンや点滴型抗体医薬・経口薬など多くのワクチンと治療法が利用可能になってますが、地球上から完全に新型コロナウィルスが根絶した訳ではありません
2020年3月から、木星と土星はコンジャンクション(0度)となって結合された状態が続き、人間の健康・財産・生き方に関して、多大な影響を世界中に与えてきました。
2020年5月15日以降、これまで木星は逆行していましたが、2020年9月13日から順行し、前に進むことになります。
そのため、2020年中盤までの厳しい状態からいくばくかの緩和が起こりました。
しかし、インド占星術のチャートにおいて、残念ながら木星は2020年11月20日に自らの力を弱める減衰の山羊座に入り、再び土星と結合することになります。
これにより、その後もしばらくの間は好ましい状態と好ましくない状態の間を行ったり、来たりします。
木星にとって山羊座は衰弱の星座ですが、火星(山羊座は火星を強める高揚の星座)が山羊座に存在し、木星が山羊座にある場合、木星は弱いままではなく、友人の火星から力を得るとされています。
事態が本当に悪かった2020年3月30日から2020年5月4日までの時期は、土星が山羊座に在住し(土星は山羊座の支配者・本来の座)、木星が減衰の山羊座に入った時、あるいは在住している時でした。
この2つの惑星が結合し続けている2020年5月4日から6月28日までの間も、木星は弱ったままの状態で良くありませんでした。
2020年11月20日には木星が再び山羊座に入り、木星と土星は2021年4月4日まで結合したままになります。
そのため、その期間内は、健康、お金、経済活動の分野が、善と悪の間で流動的に変わりやすく、不安定な状況であり続けました。
実際に、2020年末からアルファ株・デルタ株などの変異ウイルスが流行し、新型コロナウイルスに関する問題が再び揺れ動き、人々を困惑させる結果となりました。
しかし論理的には、効果的なワクチンが開発されようと、そうでなかろうと、世界の中でも突出して感染者の多い国々では、このウイルスから自然免疫を獲得できる可能性が高いという惑星の暗示が出ています。
とは言え、最新の臨床データでは、同一人物の数ヵ月後の再感染が認められているので予断を許さない事態に変わりありません。
占星術の観点から見ると、どんなに遅くとも2025年中頃~2028年中頃には、WHOが言及している通り、新型コロナウイルスは、毎年発生する一般的なインフルエンザのようなウイルス疾患の一つとしてリストに追加されることでしょう。
ですから、あなたの健康と財産を守ることに関して油断をせず、用心深く心がけ、警戒を怠らないことが大切です。そしてなによりも、人生観・世界観を見つめ直し、新しい生き方を模索する姿勢も重要です。
これからの人生に起こることの全てが悪いということではありませんし、
また自分を取り巻く周囲環境の全てが悪いということでもありません。
それは、アストロロジー(占星術)における個々人の出生図の惑星の配置が大きく影響しています。
ハイテク分野の浸透(PCやタブレットによるリモートワーク・ソーシャルメディアによる物理的距離を超越したコミュニケーション)により、新型コロナウイルスをきっかけに最良のチャンスを手に入れる人々いれば、感染するかもしれないという不安と恐怖で心のエネルギーの落ち込むことで最悪の運気を掴んでしまう場合もあり得るのです。
あなたの人生への正確な影響を分析し、最良の運気を掴むためにも、アストロロジー(占星術)を活用することは大いにお勧めできます。