わん太郎・にゃん子(証券口座の開き方)

【FX】証券口座の選び方

投稿日:




自分に合った証券会社の基準を洗い出そう

株の証券口座選び同様、FX口座の開設もいきなり開設してしまう前に自分がしたいことを洗い出して、最も合うFX口座を選ぶようにしましょう。

一つの例として、証券口座を選ぶときに基準とされることが多いものをピックアップしてみました。

1.取引したい通貨は何か。(取り扱い商品について)

2.取引スタイルは?(スキャルピング・デイトレ・スウィング)

3.取引プラットフォームを選ぶ(MT4か独自チャートか)

4.国内口座か、海外口座か

5.資金の振り込み・払い出しについて

6.取引手数料・スプレッドについて

7.信用力

8.情報の発信力

それではここにあげたものを詳しく確認してみましょう。

FXで取引したい通貨は何か(取り扱い商品について)

特に初心者にお勧めしたいのは、ドル円をはじめとしたメジャー通貨。

特にメジャーと言われているのは、ドル・ユーロ・ポンド。それらの通貨と円またはドルのペアがおすすめです。

そしてメジャー通貨はほとんどのFX会社で取り扱いをしています。

しかし、マイナー通貨といわれる通貨や、ゴールドなど通貨以外の商品も取引したい!という場合は証券会社によって取り扱いの有無がありますので、しっかりチェックをしておきましょう。

FXの取引スタイルは?

スキャルピングかデイトレかスウィングか、だいたいの自分のポジションを持つ時間によって分かれてくると思いますが、特にスキャルピング(ポジション保有が数秒~数分)は証券会社によっては禁止されています。

規約などで「短時間での取引を繰り返す行為」を禁止などと書かれていたり、明確にスキャルピングがNGと書かれていたりします。

またスキャルピングは禁止ではないけれど、1回のトレードにかかる取引手数料が高くスキャルピングでは割が合わないこともあります。

一方でJFXやヒロセ通商のように「スキャルピングOK」をうたっている証券会社もありますので、自分のトレードスタイルから証券会社を絞り込んでいくのも一つの方法です。

LION FX ヒロセ通商

使いたい取引プラットフォームから選ぶ MT4が良いか、独自プラットフォームが良いか

世界的に愛用者が多いFXの取引プラットフォームMT4(Meta Trader4/メタトレーダー4)というものがあります。

MT4

MT4画面

世界的に共通したプラットフォームのため、使えるインジケーターやEA(自動売買システム等)も世界共通。※EAの使用は証券会社によっては禁止しているところがあります。

そのMT4を使いたいとか、トレードアイディアの共有などでも利用者が多いトレーディングビューでトレードをしたいとか、スマホアプリの使いやすさを重視したいなど、あなたのトレードスタイルから選択すると良いでしょう。

わからないなぁという場合でもFXの場合は大丈夫。

どの証券会社にも「デモ口座」があります。

デモ口座というのは、ノーリスクで(架空のお金で)実際の取引と同様のことが試せるので、PCでの使い勝手はどうか、スマホアプリは使いやすいかなど、いろいろな会社を比較して気に入ったものを選ぶといいでしょう。

トレーディングビュー画面

トレーディングビュー

GMO

GMOのスマホアプリ

GMOはPCでの取引ツール「はっちゅうくん」も人気。

ヒロセ通商

ヒロセ通商の独自プラットフォーム

FX口座は国内口座と海外口座どちらが良いか

どちらもメリットデメリットがそれぞれありますので、よく吟味して選ぶのがおすすめです。

国内 海外
スプレッドの狭さ × ※資金量によっては〇
入出金のしやすさ
信頼
レバレッジ
税金 〇 ※儲け額によっては×
損した時の税金
ボーナスやキャンペーン
ゼロカットシステム ×

スプレッドの狭さ

日本会社のスプレッドの狭さは、世界的に見ても狭い!

それに比べると海外のスプレッドはどうしても広い。とはいえ、ノースプレッド口座やスプレッドが狭い口座というのがあったりします。そのような口座の場合、資金量を多く入れている顧客に対してだけ提供されていたり、スプレッドは無い(狭い)けれど別に取引手数料がかかるケースなどがあります。

「スプレッドが狭い方がいい」と一律に考えてしまっていいのでしょうか?それを考えたとき、そもそもFX会社はどうやって設けているのかを考えなくてはなりません。

FX会社には「DD方式」の会社と「NDD方式」の会社があります

「DD方式」はディーリングデスク方式といい、相対取引ともいわれます。ざっくり言うと顧客が「買い」を入れると、ディーラーは顧客に「売る」のです。ディーラーの儲けはスプレッド差と、顧客が損した額が利益になります。そのため、あまりに顧客に儲けられると困るのです。ではそんな時にどうなるかというと一方の注文が殺到した時にスプレッドを大きくしたり、不利益な注文を受け付けなかったりということがあります。そのようなことが、スキャルピングの禁止や自動売買の禁止につながっていくのです。

「NDD方式」はノンディーリングデスク方式といい、顧客がインターバンク市場の金融機関と直接取引をします。そのため、顧客の損益はFX会社には影響しません。純粋にスプレッド差がFX会社の利益になります。そのためそれなりのスプレッド差になりますが、それが世界標準でもあります。

また、スプレッド差の違いといっても平均値で2~5pips差程度ぐらいが多いので、スキャルピングで1回の利益が2~5pipsであれば毎回の取引が苦しくなりますが、20pips~50pipsぐらいを狙うぐらいであれば許容範囲でしょう。

入出金のしやすさ

これは断トツ国内FX会社の方が使いやすいでしょう。

金融庁の許可を得て営業しているので、出金トラブルなどもまずありません。

海外口座の場合、入金はクレジットカード利用など簡単でも、出金は国際送金に対応していなかったり、していても手数料が大きかったり、Bitwallet経由など手順を踏まないといけないということも多いです。

逆に言うとBitwallet経由のFX業者は増えて来ているので、その入出金方法に慣れてしまえばそれほどハードルは高くないでしょう。

信頼

信頼についても日本国内に居住している限り国内業者の方に軍配があがるでしょう。

国内業者は、日本の金融庁の許可の元で営業しているからです。

海外業者は日本で言うと「金融庁無登録業者」です。とはいえ、会社の拠点となる国での免許等は取得されているはずですが・・・。

また日本語対応の業者も増えて来ていますが、肝心の問い合わせでは言葉の壁があったりもします。国が違えばルールや常識も異なります。

日本や海外に関わらず、投資は自己責任。業者選びもまた自己責任なのです。

レバレッジ

レバレッジ

海外口座を利用する人の多くがメリットと考えるのはレバレッジの高さではないでしょうか。

レバレッジの大きさ=リスクの大きさでもあるためでもあるのですが、日本のFX口座は金融庁の規制でレバレッジは最大25倍とされています。

そのため国内FX会社のレバレッジは最大25倍ばかり。(もちろん自分の選択で10倍などもっと低いレバレッジを選べたりもします。)

それに対し、海外FX会社のレバレッジは、FBSの最大3000倍であったり、日本人に人気のあるXMでは最大888倍と、レバレッジが大きいのです。

レバレッジが大きい分資金管理も大切です。

レバレッジとは

レバレッジとは入金額以上の額での取引ができる仕組みです。

レバレッジ10倍であれば、1万円の資金で10万円の取引ができます。

レバレッジ25倍であれば、1万円の資金で25万円の取引ができます。

レバレッジ888倍であれば、1万円の資金で888万円の取引ができます。

例えば、1ドル100円として、1000通貨を取引する場合でレバレッジ1倍の場合、1000ドル購入するのに、100,000円必要になりますが、レバレッジ25倍であれば手元資金が4000円で1000ドル購入が可能になります。その状況で1ドル100円が101円になれば、1000円の利益です。4000円が5000円になり、次は125,000円分の取引が可能です。一方で、100円が99円になれば、当然損失が1000円ですので、手元資金は3000円となります。

例えば20万円口座に資金があり、そのうち10万円分、レバレッジ1倍でドルを購入した場合、1000ドル購入でき、100円が101円になれば1000円儲けですが、99円になれば1000円の損失です。

同じく20万円口座に資金があり、そのうち10万円分、レバレッジ888倍でドルを購入した場合、88万8千ドル購入でき、100円が101円になれば、88万8千円の利益です。しかし、99円までは資金が耐えられません。0.12円下がったぐらいで資金は底をつき、20万円の資金がゼロになるでしょう。

つまりは、レバレッジが大きいほど、手元資金が少なくても大きな金額の取引ができます。取引金額が大きければ、利益が出た時の金額が大きくなります。一方で損をした時の損失も大きくなります

 

税金について

海外は税金が高い!50%も持っていかれる!なんて話をよく耳にしますが、この話を聞くたびに情報不足だなぁと思います。

確かに国内口座は申告分離課税でどれだけ儲けようと税率が一律20.315%で変わりませんので安心です。

しかも損をした時は損失を3年間繰り越せます。そういった税制面がしっかりしているのは何といっても国内です。

一方で「海外は税金が高い!50%も持っていかれる!」と言っていて本当に持っていかれている人はどれぐらいいるのでしょうか。

海外口座の場合は累進課税で所得税が所得に応じ5%~45%の間で変わります。住民税と合わせたとしても、半分持っていかれるのはかなりFXで稼いでいる場合だけなのです。私個人的には、1年間の損益がほぼ毎年プラスで329万円までなら税金だけで言うと海外口座がいいのではないかと思います。

もしくは海外口座分は損失の繰り越しができませんのでコンスタントにプラスにできるようになるまでは国内という選択も良いと思います。

国税庁ホームページより

所得税

詳しくは確定申告記事も併せて御覧ください。

【FXの確定申告】海外FX・国内FXは同じ雑所得でも異なる 利益や損失が出た場合は?

 

ボーナスやキャンペーン

ボーナスやキャンペーンは海外の方が多いですね。国内口座もありますが、「何通貨以上取引した場合」などハードルが高いものが多いです。

海外の場合は「口座開設だけ」や、「入金だけ」というケースが多いので、スタート資金を少なく抑えたい人はデモで練習した後のリアル資金デビューは、ボーナス資金だけでまずは取引してみるというのもありだと思います。

ゼロカットシステムと追証

レバレッジの話のところで少し書きましたが、含み損が大きく出てきたときの話です。

証拠金維持率というのがあります。

証拠金維持率とは、現在保有しているポジションが、口座の残高に対してどれくらいの比率なのかを表します。

証券会社により証拠金維持率の許容範囲は異なりますが、一定の余裕資金がなくなってきた場合、追加でお金を入れてください(追加で証拠金を入れてください)というのが追証です。たいていは自分で追加で証拠金を入れて間に合ったり、間に合わない時に証券会社による強制ロスカットでポジションを決済され追証が発生しないように極力なっていますが、急な暴騰・暴落の場合は異なります。急な暴騰・暴落により証券会社による強制ロスカットが発動したものの、結果口座資金がマイナスになることもありえます。

そのマイナス資金は必ず支払わないといけません。借金になるのです。

国内口座は基本的にこの追証がありますが、海外にはありません。

海外ではゼロカットシステムが導入されており証拠金が足りなくなるとポジションを強制決済されます。そしてマイナス分は保護してくれるため、0にはなってもマイナスにはならないシステムになっているのです。

普段から自分でロスカット注文をいれておく癖はつけておきたいものですが、ロスカットの注文を入れていても使用しているFX会社の取引不可時間帯に100%急な暴騰暴落が起こらないとは言い切れません。また、板に張り付いている時にしか取引をしないにしても急激な価格変動の時に注文が入らないということはあり得るのです。

2020年にもコロナショックで価格が暴騰暴落した時も、私の使用していたFX証券会社(国内)は取引ができましたが、同じく国内のいくつかの会社はシステムダウンを起こして受発注ができない事態が発生していました。

国内・海外どちらにしても口座に余剰資金を入れすぎないなど、不測の事態のことも考えておきましょう。

情報の発信力

為替の価格は様々な要因により上下します。

各主要国の経済指標発表もそのひとつ。例えば経済指標発表の結果をいち早く配信してくれたり、会員向けサイトに掲載してくれるか。といったことや、トレードの勉強中の人向けには敏腕トレーダーの相場解説や、手法解説なんかの情報も役立ちます。

このようなプラスアルファの情報発信力は国内の証券会社の方が充実していると感じます。

様々な角度から、自分に合った証券会社を見つけよう

様々な観点から証券会社を選ぶことができます。

自分の状況に合わせて証券会社を変えてもいいのです。

例えば資金が増えるまではレバレッジの高い海外口座、コンスタントに稼げるようになったら税金の安い国内口座など。

そして同じ国内のFX会社でも、会社による違いが色々あります。

どういうことを自分が求めていて、どういうものは必要ないのか。それを考え自分で選ぶしかないのです。

そのためにはあなた自身が重視することは何なのかをまずは洗い出してみてください。

そして気になる口座でデモ口座を利用し、しっかりと吟味するのもおすすめです。

どうかお気に入りのFX会社に出会えますように!



-わん太郎・にゃん子(証券口座の開き方)

Copyright© ファイナンシャルプランナーが教える円満生活 , 2021 All Rights Reserved.